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まとめ

宮崎県出身の実業家まとめ

気温の方も暖かくなり、過ごしやすくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

今回は、恒例の企画です。各県の出身者に焦点をあてて、実業家の方を紹介していきます。過去、8つの都道府県を取り上げてきました。北から順に北海道新潟県群馬県千葉県静岡県京都府広島県沖縄県の計8箇所です。お時間がありましたら、ご一読ください。

本記事は、宮崎県をピックアップします。宮崎県には、チキン南蛮や冷や汁などさまざまな郷土料理があります。日向夏やマンゴーなどの農産物や宮崎牛など畜産もさかんです。スポーツに興味がある方だと、プロ野球のキャンプ地というイメージもあるでしょうか。このブログで何回か取り上げさせていただいたワクセルは、宮崎県で多く活動しています。そんな宮崎県出身の実業家を2名紹介します。

日本の資産家ランキング16位でコスモス薬品の創業者、宇野正晃さん

まず1人目に紹介させていただくのは、宇野正晃さんです。コスモス薬品については、馴染みのない方もいるかもしれません。コスモス薬品は、九州地方を中心に展開しているドラッグストアの運営を行っています。創業は1973年2月で、宮崎県延岡市に宇野回天堂薬局を設立しました。コスモス薬品の企業戦略でもある商圏の人口が1万人程度の地域にドラッグストアの出店は、創業から20年経過した1993年です。そこからも九州地方を出ることなく、事業を拡張させていきます。関西や関東への出店は2010年代になってからなので、地域に根ざした会社であることが分かります。

資産家ランキングにも触れます。ご存知の方も多いと思いますが、Forbes誌が毎年発表しているものです。世界ランキングでみても1575位なので、資産額は19億ドルとされています。天文学的な数字なので、正直実感がわきません。ドラッグストア、小売業でどうやってここまでの資産を形成できたのか、別の機会に調べてみたいと思います。

総合エンジニアリング事業のトップランナーである日揮で会長を務めた重久吉弘さん

2人目に紹介させていただくのは、重久吉弘さんです。重久吉弘さんは、日本初の総合エンジニアリング会社である日揮ホールディングス株式会社で会長、最高経営責任者を務めた経験があります。

日揮ホールディングス株式会社について、簡単に紹介させていただきます。創立は、1928年10月25日です。創業者の実吉雅郎さんは当初、製油所を建設・運営して、ガソリンなどの石油製品の販売を行おうとしていました。ただ、うまくいきませんでした。そのため、アメリカの会社であるUOP石油精製関連プロセスのライセンスを石油精製・石油化学産業に提供する事業に携わっていました。並行して、エンジニアリング事業を始めます。当初は、石油精製や石油化学プラントの建設などを行っていました。海外へ進出したのは、1960年代になってからです。製油所建設を相次いで受注しました。南米をきっかけに、中国、東南アジア、北アフリカと市場を拡大させていきます。拡張は市場にとどまらず、事業の多角化も進みます。原子力や医療の分野への進出も行われました。

現在の事業は多岐に渡ります。今は環境にやさしいものが多いです。脱炭素を実現するために水素エネルギーを活用する事業やリサイクルなどにも取り組んでいます。

最後に

いかがでしょうか。今回は簡単な紹介でしたが、どちらの方もより調べて、大事にしていることや業績などを学んでみたいと思いました。また出身県の企画は、私が今まで知らなかった方に触れられる良い機会なので、これからも続けていきたいと思います。