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実業家の考え方

京都府出身の実業家まとめ

出典: 金閣寺

先日、稲盛和夫氏の記事をアップさせていただきました。今回は、稲盛和夫氏にもゆかりのある京都府出身の実業家を紹介いたします。京都府はその土地柄もあってか、歴史ある会社が多い気がします。今回紹介させていただきます実業家はご自身で会社を創業され、今日まで繁栄させている方々です。

記事を書くためにいろいろ調べていて感じたのは、成功するためにはとことん働く必要があるのだと改めて学びました。自分の信念に基づいてチャレンジすること、そしてどんな困難な状況でもそれを継続しつづけることが大事だと思います。2023年も、仕事で成果を出すためにこだわって働きます。

モータ業界を牽引する永守重信氏(日本電産株式会社創業者)

まず最初に取り上げるのは、日本電産株式会社の創業者である永守重信氏です。永守重信氏については以前このブログでも取り上げているので、そちらもご一読いただけると嬉しいです。

改めて、永守重信氏を紹介します。生まれは1944年で、京都府向日市出身です。地元への貢献のため市民会館も建設しています。仕事に対する真摯な姿勢などについては別のブログで紹介済みなので、今回は日本電産株式会社の沿革を軽く紹介させていただきます。

日本電産株式会社は、1973年に京都市西京区に設立されました。社員4名、小さなプレハブ小屋からのスタートです。京都府に馴染みのない読者の方もいると思うので説明させていただくと、京都市と永守重信氏の地元である向日市は隣接しています。京都市の区の中でも西京区は南に位置しており、向日市とも近いです。現在本社がある南区も西京区と隣接しているため、地元密着の会社という印象を受けます。

日本電産株式会社は、精密小型モータから産業用モータまで多種多様な製品を取り扱っています。約50年で売上高は、1兆9,181億円に到達しています。

日本初の学生ベンチャーを立ち上げた堀場雅夫氏(株式会社堀場製作所創業者)

次に紹介させていただくのは、堀場雅夫氏です。堀場雅夫氏のご子息である堀場厚氏については以前このブログでも取り上げているので、そちらもご一読いただけると嬉しいです。

堀場雅夫氏は、1924年9月1日に京都市で生まれました。幼少期は父親の教育方針もあり、野山を駆け回る元気な少年でした。しかし、小学4年生の時に小児リウマチを患います。ただリウマチは完治し、高校時代にはラグビーで全国制覇を成し遂げました。その後、大学は自身の希望だった京都大学の物理学科に入学します。当時は戦時下にあったため、満足に勉強できませんでした。終戦後、大学の実験施設はことごとく破壊されていました。そのため、自身のやりたい研究を行うために堀場無線研究所を設立します。これが日本初の学生ベンチャーです。

堀場製作所は、計測機器をメインで取り扱う会社です。計測器のジャンルは多岐にわたり、自動車用から医療用、建設現場や環境調査の機器まであります。1945年10月に研究所を創設してから、堀場雅夫氏は計測機器の発展に多大なる貢献をしてきました。計測技術の発展に大きく貢献した研究に対して、堀場雅夫氏の名前がつけられたもあるほどです。
現在の経営も好調で、売上高や利益は軒並み2021年よりも伸びています。連結売上高は、2,243億1,000万円です。どんな困難な状況でも、信念に基づいてとことんやり抜いたからこその業績だと思います。

最後に

京都府出身の実業家は、まだまだいます。コナミグループ会社を創業した上月景正氏です。もちろん、この記事では取り上げきれないほど実績をあげられた経営者の方が数多くいます。今回紹介させていただいた永守重信氏と堀場雅夫氏は、どちらも社会貢献されている方だと感じました。地元や取り組んできた事業分野の発展に大きく寄与されています。

私も一生懸命仕事をして、成果を出します。そして、社会に還元できるだけの実績をあげられるよう精進します。