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起業/独立

実業家の学歴と起業が関係しているか調査!中卒&高卒実業家7選

実業家(嶋村吉洋氏:ワクセル主催)のイメージ2

実業家に学歴は関係ないのか?チャレンジと継続が成功の鍵

実業家(嶋村吉洋氏:ワクセル主催)のイメージ

実業家の人ってどんなイメージかなと考えた時、高学歴で優秀な人が多いイメージがありました。先日オンラインサロンを調べた時も、堀江貴文氏は中退といえど東京大学に入学していたり、落合陽一氏も東大出身。女性の経沢香保子氏も慶應義塾大学を卒業されています。

やはり起業している人は頭がいいからいろいろなアイデアが生まれて、仕事にできるんだ。そう思っていましたが、経沢さんと講演会で対談された投資家の嶋村吉洋氏は中卒です。

日本では大学卒業者の割合が55%と高いので、統計的に見ても大卒での実業家が多いはずです。しかし、学歴に関係なく起業した人も多いのではないかと思い、今回は最終学歴が中学校卒業、高校卒業の実業家を調べてみました。

 

最終学歴が高校卒業の実業家

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まずは、大学には進まず高校卒業で起業をした実業家です。

①亀山敬司氏(合同会社DMM.com・創業者)

最終学歴:石川県大聖寺高等学校卒業

商売人の家系で育った亀山氏は、高校卒業後の19歳から六本木を中心にレンタルビデオ、アダルトビデオの露天商からビジネスをスタート。その後、地元・石川県に戻りレンタルビデオ店や雀荘、バーなど多事業展開。

37歳でDMM.comを創業されて、今では動画配信サービスのほかオンライン英会話や証券、一口馬主といった枠にとらわれない事業展開を繰り広げています。グループ連結で2,340億円の売り上げを誇ります。

会社HP:https://dmm-corp.com/

②前澤友作氏(株式会社スタートトゥデイ・創業者)

最終学歴:早稲田実業学校高等部卒業

テレビの露出やSNSで話題が多い前澤氏。高校の頃からバンド活動に夢中で、大学には進学せず単身でアメリカへ。アメリカに行っていたこともあり、自身のライブでは現地で仕入れたTシャツやレコードなどを販売していたことがビジネスのきっかけとなったそうです。今ではエンジェル投資家としても活躍されています。

会社HP:https://corp.zozo.com/

③河村泰貴氏(株式会社吉野家ホールディングス・代表取締役社長)

最終学歴:広島県立広島皆実高等学校卒業

河村氏がほかの実業家と違うのは、もともと吉野家でアルバイトからスタートしていたことです。5年間アルバイトして働き、正社員登用へ。

その後、セゾン総合研究所へ出向し、資本提携をしている『はなまる』の取締役に就任。

そして社長を務めてはなまる再建の活躍が認められたことで、吉野家ホールディングスの取締役社長となりました。叩き上げの経験をもとに、顧客目線で徹底的に考える姿勢を大事にしています。

会社HP:https://www.yoshinoya.com/

④宗次徳二氏(株式会社壱番屋・創業者)

最終学歴:愛知県立小牧高等学校卒業

カレーハウスCoCo壱番屋創業のきっかけは、当時経営していたコーヒー専門店で、妻のカレーが人気を呼んでことでした。これを機にカレー専門店への転身を決断されたそうです。

日本一の早起き社長として有名で、会社に寄せられたメッセージは自身で全部確認をするといった徹底ぶり。社長退任後もその習慣は継続されているそうです。現在は、特定非営利活動法人イエロー・エンジェルの理事を務め、支援活動を積極的に行っています。

会社HP:https://www.ichibanya.co.jp/

 

最終学歴が中学校卒業の実業家

実業家(嶋村吉洋氏:ワクセル主催)のイメージ3

続いて、最終学歴が中学校卒業で起業をした実業家です。

⑤熊谷正寿氏(GMOインターネット株式会社・創業者)

最終学歴:国学院大学付属高校中退

普段から勉強をしない軟派生だった中学時代。お前に国学院に入れるわけがないと先生に言われ猛勉強をして首席で入学をしたそうです。やればできると思い高校に入ってからは勉強をせず、先生との対立があり高校2年生で中退。

不動産や飲食店を経営している父のもとで10年ほど働いていましたが、自分は父親の跡取りになれないことを知り、自分で事業を始めようと決意。インターネットが普及しはじめたことに目をつけ、1991年に株式会社ボイスメディア(現GMOインターネット株式会社)を設立。

『99年ベンチャーオブザイヤー』を受賞するなど、6年間で4社のベンチャー企業を上場させた実績があります。「すべての人にインターネット」を合言葉に、事業展開をされています。

会社HP:https://www.gmo.jp/

⑥山崎敦義氏(TBM株式会社・代表取締役社長)

最終学歴:地元岸和田市の中学校卒業

TBM株式会社は、非上場&10年以内に設立した10億ドル以上の価値のある『ユニコーン企業』という称号を与えられたスーパーベンチャー企業です。

山崎氏は高校には通わず、大工の見習いとして働いていました。地元の友人と、田舎は車に乗る人が多いからという理由で、20歳のころ中古車販売事業で起業。

10年ほどでその会社を売却。2011年に現会長で日本製紙の元技術員の角祐一郎氏と知り合いTBM株式会社を設立しました。

会社HP:https://tb-m.com/limex/

⑦嶋村吉洋氏(投資家・ワクセル主催)

最終学歴:地元神戸の中学校卒業。高校中退。

「コラボレートを通じて、人に夢を与え続けていくソーシャルビジネスコミュニティ」をキーワードに運営をしているワクセル。『健全に学び、チャレンジし、成長し、達成し続ける人が次々と集まってくるコミュニティを作り続けること。』がビジョンです。

嶋村氏は10代で起業をしてからイベント事業や人材育成事業を立ち上げ、いまでは不動産・ブロックチェーン・ロボティクス事業などを展開。ソーシャルビジネスコミュニティだけではなく、エンジェル投資家としても活躍されています。

ワクセルHP:https://www.waccel.com

 

どんな状況からでもチャレンジできるのが実業家

実業家(嶋村吉洋氏:ワクセル主催)のイメージ4

調査結果として、大企業の社長でも中卒や高卒の人はいたことに衝撃でした。

まだまだ学歴社会と言われる現代社会では、有名大学出身でないと大手企業に入れないこともありますが、実業家にはどんな状況からでもなれるチャンスはあると感じました。

多くの実業家の経歴を調べましたが、学歴と実績は通じるところはあるでしょう。しかし、大事なことは実業家になろうという一歩を踏み出す勇気と、努力を継続できる人が成功をつかめるのでないでしょうか。