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実業家の考え方

ホリエモン流、100万人に1人の逸材になる方法

あなたの社会での価値はどれくらいだろうか

あなたの社会での価値はどれくらいだろうか

あなたの社会での価値はどれくらいだろうか

突然ですが、社会のなかで自分の価値がどれくらいか考えたことはありますか。

わたしはもともと歯科医師として仕事をしていました。もちろん、最初はやりがいを感じていましたが、5年ほどクリニックで働いて一通りできるようになると、技術の向上が遅くなってきていると感じました。

そして、
「自分より技術が上手な先生はいくらでもいる」
「自分が治療するより、ほかの先生が診療したほうがいいのでは」
と次第に思うように。

自分が歯科医療に携わる必要性があるのか、わからなくなってしまいました。

どうにかこの状況を変えたいと思い、いろいろな人に会ったり、本を読んだりしているなかで、堀江貴文氏の「多動力」という本に出会いました。この本がわたしにとってかなり衝撃的な内容でした。

その本に「レアな存在になることが社会での価値を高める」という話があり、自分の悩みに直結していてとても印象的でした。たしかに「10人に1人」より「1万人に1人」のほうが価値は高いですよね。

スポーツ界でいえば100年に1人の逸材と呼ばれる大谷翔平選手や、1,000年に1人のアイドルと呼ばれている橋本環奈さんがいます。彼らは唯一無二だからこそ必要とされるのでしょう。

さて、あなたはどれくらいレアな存在だと思いますか。

情報化社会のなかでは「石の上にも3年」は時代遅れ

情報化社会のなかでは「石の上にも3年」は時代遅れ

いま世間は情報化社会といわれています。誰もがインターネットを通じて情報を得られる時代。そのため、情報を持っていることの優位性が失われてきています。

情報化社会になる前は、レストランで何年も修行しなければ知れなかった料理のレシピですが、いまではワンクリックで手に入ってしまう時代です。もちろん一流の職人になるにはそれだけでは足りず、修行する必要がありますが、一定レベルの料理であれば誰でも作れるようになっています。

皿洗いや雑用を3年間続けるよりも、3年間独学で勉強した方が、情報がある現代では成長が早いのです。

もちろん、一生かけて一流の職人になるのもいいと思います。ただ、現代社会は変化が早く10年前通用していたものが、通用しなくなるかもしれません。
せっかく修行して習得した料理の技術が、ロボット技術でどこでも再現できるようになる可能性もあります。

そこで、堀江氏がおすすめしているのは、「まず5年間で1つの仕事に取り組み、100人に1人のレベルまで上げる」ことです。多くの仕事は5年本気で取り組めば、ある程度のレベルにはなるはずです。

3つの肩書をもてば100万人に1人の逸材になれる

3つの肩書をもてば100万人に1人の逸材になれる

堀江氏の考え方では、ひとつの仕事を100人に1人のレベルまで習得したら、ほかの分野でまた5年頑張ります。

さらに5年頑張ると
1/100×1/100×1/100 = 1/1,000,000

つまり、15年間で100万人に1人の存在になれるのです。

わたしは、この考え方を知ってから歯科医師以外の仕事にも取り組むようになりました。
現在は「歯科医師」「お笑いライブのスタッフ」「ブログライター」などの肩書きをもっています。

おそらく、この組み合わせの肩書きを持っている人は、世の中にいないでしょう。それぞれの仕事で一流かと聞かれると違うかもしれませんが、3つを掛け合わせて仕事ができるレアな存在だとはいい切れます。

15年間で歯科業界の状況もかなり変わってきました。現在ではクリニックの数はコンビニより多いと言われ、開業してもつぶれてしまったり、5人に1人が年収300万円以下という状況になってしまいました。

わたしが歯科医師になった時からは予想できない状況のなか、歯科医師以外の仕事もできることが大きなアドバンテージとなっています。

自分の価値を高めることで、変化の時代に対応できる

時代の変化が早い今こそ、様々な仕事を経験して肩書きを増やしてみてください。誰でももてる肩書きだとしても、3つ組み合わせることであなたの価値はぐっとあがります。

100万人に1人のレアな人になれば、あなたにしかできない仕事や案件が舞い込むようになるでしょう。そこで実績を積み上げ、信用を得ることで、どんな状況でも活躍できる人になっていけるはずです。