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実業家の考え方

嶋村吉洋著「うまくいくリーダーだけが知っていること」ことから学ぶリーダー術③

今回もリーダーになりたい人に読んでほしい「うまくいくリーダーだけが知っていること」シリーズをお届けします。

前回の記事をまだ読んでいない方は、こちらからご覧ください。

書籍「うまくいくリーダーだけが知っていること」ことから学ぶリーダー術② – 近い未来実業家を目指すひとにおくるブログ (jitsugyouka-journey.com)

目次

  • 自身が持てると人は勝手に頑張り始める
  • 部下のスイッチはどこにある?
  • リーダーは数字のプレッシャーから逃れられない

自身が持てると人は勝手に頑張り始める

人は自分に自信を持てるようになると勝手に頑張り始めるそうです。

私自身も、できるようになるまで仕事が面白くなくて嫌でしたが、できるようになると自分から進んであれもやってみよう、これにもチャレンジしてみようと意欲が湧いてきたのを覚えています。

では、どのようにして自信を持たせることができるのか?

それは、誰でもできる【仕組み作り】です。

ポイントは再現性があることです。

組織が自走するかしないかは、誰でもできる再現性があるかないかで決まるそうです。
飲食店で考えてみると分かりやすいかもしれません。
本書では、ラーメン屋を使って事例を紹介しています。

「ラーメン二郎」と「天下一品」両方とも大好きなラーメン屋ですが、利用頻度が高いのは「天下一品」だそうです。理由は店舗数が多いからです。

2社の違いはなんでしょうか?
「ラーメン二郎」は各個人の頑張りで貢献している。
「天下一品」は仕組みで貢献している。
だそうです。

嶋村吉洋氏は、自身が事業を行う際は後者を選ぶそうです。
理由は仕組みで貢献できて、スケールしやすいからです。

リーダーとして、自身のチームを勝たせるためには仕組み作りを見直すことは大切なようです。

部下のスイッチはどこにある?

昔はやった「やる気スイッチ」という言葉がありますが、部下のモチベーション管理もリーダーの仕事の一つです。

では、どのようにして部下のモチベーションをあげることができるのでしょうか?
本書では、人には3つのやる気スイッチがあると書かれています。

3つのスイッチ

①がんばったら儲かる
②頑張ったら権力を持てる
③頑張ったら名声を得ることができる

目の前の部下は、3つのポイントのどこに響き、やる気が上がるのかをよーく知る必要があります。
そうすることによって、注意ひとつにしても、「あえてみんなの前で注意しよう」とかアプローチの仕方が見えてくるそうです。

ご自身の部下のことを観察して、やる気スイッチを見つけてはいかがでしょうか。

リーダーは数字のプレッシャーから逃れられない

リーダーになると、必ず【数字】と向き合わなければなりません。
売り上げ、販売件数、達成率、様々なプレッシャーがかかります。
その時にやはり大事になるのは、自分で数字をつくるのか、仕組みで数字をつくるのかです。

また、部下を評価するときにも数字で判断します。
うまくいくリーダーは数字から目をそむけないそうです。

今回、リーダーの仕組みづくりについて多く触れて来ました。
数字をつくっていくためにも、再現性がある仕組みづくりができないか、考えてみるのも面白いかもしれません。

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参考URL:

うまくいくリーダーだけが知っていること(Amazon)

ワクセル公式HP