
少子高齢化が加速する日本において、高齢者を取り巻く環境が大きく変わりつつあります。その変化を象徴するかのように、高齢になってからも活動的に行動するを始める「アクティブシニア」が注目を集めています。
そんなアクティブシニアを応援する取り組みとして、実業家であり投資家でもある嶋村吉洋さんが主催する共創型コミュニティ【ワクセル(Waccel)】では、「アクティブシニア・プロジェクト」が始動。高齢者が年齢にとらわれず、自分らしく輝き、社会で活躍できる場を創出することを目的としたプロジェクトです。
👉 アクティブシニア・プロジェクト
👉 プロジェクトリーダー・星田暁さん紹介
本記事では、実際に活躍されているシニア起業家の事例とともに、人生後半の生き方や働き方について、筆者の考察も交えてご紹介します。
リハビリに携わった経験を活かす
「アクティブシニア・プロジェクト」にリーダーである星田暁さんは、理学療法士です。お仕事を通じて、たくさんの高齢者の方々と関わってきました。その過程で、患者さんの中には世間との交流がなく不安に感じる方がいらっしゃったようです。そこで、皆が笑顔で集まれるイベントを開催しました。
イベントを成功させるためには、会場をおさえて、そのキャパシティーに必要な人数を集める必要があります。周知するだけでなく、イベントの価値を伝え、多くの方々に支持されることはたいへんだと感じました。
最後に
人生100年時代、定年後の数十年をどう生きるかは、これからの大きな課題です。ユニバーサルイベントのように、自身を取り巻く状況か環境に関係なく居場所を感じられることは大事だと思いました。プロジェクトとしてはシニアの方々に焦点を当てていますが、根本には新しいことを始める機会は皆に等しくあるべきだという思想を感じます。