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イベント

ワクセルの出版記念講演に注目!多彩なコラボレーターとともに広がる未来の可能性

2025年7月、ワクセルが主催する「出版記念講演」が話題を集めています。ワクセルの公式ニュースでも紹介されているように、橋本夏子さんと角田陽一郎さんの対談形式で行われました。このイベントでは、表現することをお仕事にしている2人の考え方や描写の違いなどが語られたそうです。

橋本夏子さんが語る「物語」の力:言葉を紡ぐ人の背景にある想い

今回の出版記念講演に登壇した一人が、編集者として数多くの実績をあげた橋本夏子さんです。
Yahoo!グループの女性向けメディアである「TRILL」の編集長をやられていました。現在は、TOSS Internationalの代表を務めています。広告の仕事で営業を経験した後で、出版社へ転職しました。そこから、女性ファッション誌の編集の仕事に従事します。「Popteen」や「Ray」など、皆さんが一度は雑誌コーナーで目にしたことがあるような本の副編集長も歴任しています。そして、編集だけでなくインタビューや撮影の仕事にも携わっています。

これだけ多くの方々の目にふれる雑誌の編集で実績を上げているので、他人の言いたいことや良さを引き出すのがうまいのだとも感じました。

角田陽一郎さんが語る“企画力”の本質:バラエティ的発想で未来を描く

もう一人の登壇者が、バラエティプロデューサーであり文化人としても知られる角田陽一郎さんです。彼のX(旧Twitter)アカウントをのぞくと、日常の気づきや未来への視点をユーモアと知性を交えて発信していることがわかります。

角田陽一郎さんは、noteなどでもご自身のことを話されているのでその内容を簡単に紹介します。東京大学を卒業された後、TBSへ入社します。そこで、プロデューサーやディレクターとして数多くの番組に携わってきました。「さんまのスーパーからくりTV」などが代表作です。TBSを退社した後は、本を出版されています。近著としては、「最速で身につく世界史 (だいわ文庫)」があります。

発信することを大事にされている方だと思いました。SNSで誰とでも繋がれるようになったからこそ、新しいメディアから本のように昔からある手段も活用して、自分の想いを伝えています。自分が何者であるかをアピールすることの大事さを改めて学びました。

ワクセルの出版記念講演は一度きりではない:継続する対話の場

今回だけでなく、ワクセルは過去にも多くの出版記念講演を開催してきました。たとえば2021年12月には、大嶋啓介さんと藤堂修さんの対談も行われています。

このようにワクセルでは、出版という出来事を「人と人をつなぐ契機」としてとらえ、講演や交流会を通して読者と著者が直接出会う機会を設けています。それはまさに、“出版後”の活動に重きを置いた文化の創造といえるでしょう。私が感じたのは、ワクセルが単なるメディアでもイベント団体でもなく、“共創”をテーマに動いているプラットフォームであるということです。そこには、肩書きやジャンルを超えた自由な発想と、人と人をつなぐ熱意がありました。出版記念講演という枠組みが、こんなにも多様な広がりを見せるとは正直驚きでした。