今回もリーダーになりたい人に読んでほしい「うまくいくリーダーだけが知っていること」シリーズをお届けします。
前回の記事をまだ読んでいない方は、こちらからご覧ください。
書籍「うまくいくリーダーだけが知っていること」ことから学ぶリーダー術① – 近い未来実業家を目指すひとにおくるブログ (jitsugyouka-journey.com)
目次
- ほめるには承認ポイントを押さえろ
- リーダーは背中で見せるべし
- リーダーは忙しくてはいけない
- まとめ
ほめるには承認ポイントを押さえろ
組織を伸ばしていく際に、承認するということは社員やメンバーのやる気をあげることにつながります。
しかしながら本書では、承認ポイントを間違えると組織がおかしな方向に行ってしまうと書かれています。
例えば、
「名刺を100枚配りました。」では、ほめてはいけません。
「名刺を100枚配り、アポイントを30件取りました」でも違います。
「名刺を100枚配り、アポイントを30件取り、見積もりを5件取りました」これだと惜しいそうです。
では、どうなったら評価するのか?
「名刺を100枚配り、アポイントを30件取り、見積もりを5件取り、1件受注出来ました」
この時、はじめて「よくやった」とほめることが大事だそうです。
また、能力によってほめる基準に差があります。
優秀な営業マンがノルマを達成してもほめませんが、「ノルマを2倍やりました」で、はじめて承認されます。
逆に、なにも出来なかった人が1件受注を取れればほめます。
このように、承認の基準が組織を作るうえで大切です。
ほめる際には、意識してみてはいかがでしょうか。
リーダーは背中で見せるべし
「リーダーは背中で見せる」なんて、当たり前のことだと思われるかもしれません。
しかし、意外と指示するだけのリーダーや管理したがるだけのリーダーもいたりします。
本書では、「リーダーは『率先垂範』でなければなりません。自分が自ら汗をかき、模範となり、背中で示すのです」と書かれています。
リーダーの取り組む姿勢が、部下のやる気を決めます。
ぜひ胸に刻んでいただけると幸いです。
リーダーは忙しくてはいけない
とはいえ、リーダーは忙しくてはいけません。
ちょっと矛盾していると思いますが、任せる技術もとても大事だそうです。
忙しすぎるリーダーの特徴は、仕事をなんでも抱え込んでしまっている方です。
では、どんな仕事は手放した方がいいのか、それは『誰でもできること』です。
著者の嶋村吉洋氏は、誰でもできると判断したら自分ではその仕事はしないそうです。
新しい会社を立ち上げる際も、仕切ってくれる方を頭にして任せているそうです。
実際、主催されているワクセルもプロデューサーに住谷知厚氏を立てて動いていただいていますね。
誰でもできる仕事を任せることで、新しいプロジェクトや会社設立を行った際に、問題なくタスクをこなせるそうです。
「組織の大きさと自分の作業量が比例したら失敗である」
心に刻みたい言葉ですね。
まとめ
リーダーは人を動かす力が必要でありながら、自分でも率先垂範で行動をして背中で見せることが重要だと学びました。中には、とても難しいと感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、ぜひ本書を手に取ってみてリーダーになるための術を身に着けてみてはいかがでしょうか。
次回もお楽しみに。
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