今回でリーダーになりたい人に読んでほしい「うまくいくリーダーだけが知っていること」シリーズ最終回です。
前回の記事をまだ読んでいない方は、こちらからご覧ください。
嶋村吉洋著「うまくいくリーダーだけが知っていること」ことから学ぶリーダー術③ – 近い未来実業家を目指すひとにおくるブログ (jitsugyouka-journey.com)
目次
- 人が育つ場をどうつくるか
- 部下とともに考える
- おわりに
人が育つ場をどうつくるか
人を育てる際にほめて伸びるタイプと叱って伸びるタイプがあるとよく聞きますが、どちらで接すればいいのかいまいち分からない時もあるのではないでしょうか。
著者嶋村吉洋氏は、これには正解がないと話しています。
また、その部下との関係値によっても変わるそうです。
特に伸ばしていきたいという部下には厳しく接するそうです。
今後、自分のポジションを任せたい部下などが該当します。
そういった部下には、厳しく細かく徹底的に伝えるそうです。
また、関係値があまりない部下とは、穏やかな会話をするそうです。
例えば、「セミナーに集客できたんだ!凄い」という感じです。
これが前者の部下の場合は、「数字は?」「結果は?」となります。
部下を育てていくためには、関係値も含め接し方を考える必要がありそうですね。
部下とともに考える
部下の成長には差があります。
ここで大事なことは、成長が遅い部下がいてもしっかりと話し合う必要があるということです。
コミュニケーションを取ることで部下の課題がどこにあるのか見えてきます。
本書ではサーフィンに例えて話しています。
「最近は海にいっていない」のなら「海に行こう!」
「海にはいっているけどうまくならない」なら「我流でやっているのでは?基礎ができている方から学んだ方がいいのでは?」
というように状況によって、サポートの仕方も変わってくるようです。
何を工夫しているのか?
課題はなんなのか?
こういった質問に即答できない人は、結果が出るのが遅いそうです。
しっかりと部下とコミュニケーションを取って、一緒に課題を考えることは重要なようです。ちょっとでも、会話が足りてないなと感じる方は部下と会話してみても良いかもしれません。
おわりに
これまで、嶋村吉洋著「うまくいくリーダーだけが知っていること」を4回にわたっておおくりしてきました。
嶋村吉洋氏は、日々変化していく中で、
「変わることがない価値を提供するのが【コミュニティ】だと私は信じています。」
と本書で話しています。
実際にご自身が主催の「ワクセル」では、いろんな特技や能力を持った方々が集まっています。
これまで培ってきた【チームビルディング・コラボレート】の集大成だと思いました。
そんなコミュニティを創るプロが、実体験から学んだリーダー論がこの一冊にまとまっていると感じました。
ぜひ本書を手に取って読んで頂きたいです。
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