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実業家の考え方

群雄割拠!カップ焼きそばを取り扱う会社の経営者3選

皆さまは辛い食べ物はお好きでしょうか。私はほどほどに辛いものなら好んで食べます。辛さには中毒性があるのか、世の中には数多くの激辛商品が販売されています。昨年かなり話題になったのが、ペヤングシリーズの『獄激辛Final』です。ご存じの方も多いと思いますが、ペヤングを簡単に紹介させていただきます。

ペヤングは、1975年から販売されているカップ焼きそばです。数多くのフレーバーが存在し、YouTuberの方々が新製品が発表される度に紹介するので話題になっています。
ペヤングはもちろん、カップ焼きそばには魅力的な商品が多数存在します。

有名なところだと、日清食品株式会社が販売する『U.F.O.』が挙げられます。UFOというと未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)の略称と同じですが、カップ焼きそばの方は、旨い(U)・太い(F)・大きい(O)の略です。同じ日清食品ホールディングス株式会社の持ち株会社である明星食品株式会社の『明星 一平ちゃん 夜店の焼きそば』もファンが多い商品です。もちろん、カップ焼きそばはこれだけではありません。魅力的な商品は、ここでは取り上げきれないくらいあります。
今回は、カップ焼きそばを取り扱う会社の創業者や経営をされた方々を紹介します。

丸橋嘉蔵氏(ペヤング まるか食品株式会社の創業者)

ペヤングを販売しているまるか食品株式会社の歴史は、1929年5月から群馬県伊勢崎市で始まります。当時は乾麺の製造販売を行う会社で、今のまるなか食品株式会社になったのは創業から35年経過した時のことです。戦争を乗り越えて、今も事業を拡張させ続けているのはすごいことだと思います。まるか食品株式会社を創業したのは、丸橋嘉蔵氏です。まるか食品は、創業者の丸橋の「まる」と嘉蔵の嘉から「か」をとってつけた名前です。現在の代表取締役社長 兼 CEOである丸橋嘉一氏の名前も「まるか」となっています。

ペヤングは、販売エリアが限られていて西日本ではほとんど販売されていません。上述のU.F.O.や明星一平ちゃん夜店の焼きそばは全国展開されているので、その点は販売先着が異なります。丸橋嘉一氏が、ペヤングの個性的なフレーバーについて、他にないものを創りたかったから実現したと語っています。一般の人が好む辛さの許容量を超えたもの、焼きそば自体の容量も常識の範疇を超えた商品を販売しています。普通に考えると売れなさそうですが、広告宣伝も踏まえて考えると大ヒットとなっています。大胆かつ合理的な戦略がとれるところが丸橋嘉一氏の魅力だと思います。

安藤百福氏(U.F.O. 日清食品株式会社の創業者)

U.F.O.を販売する日清食品株式会社の創業者は、安藤百福氏です。安藤百福氏の奥様を主人公にしたドラマ『まんぷく』がNHKで放送されたので、馴染みがある方も多いと思います。安藤百福氏の業績といえば、世界初のインスタントラーメンを開発したことです。インスタントラーメンの開発があったからこそ、カップ焼きそばができたと言っても過言ではありません。

世界初の開発、というと天賦の才能によってなせるものと思われるかもしれません。もちろん、安藤百福氏は才能豊かな方だったと思います。ただ、それ以上に自分の信念である「食足世平(※)」に忠実だったからだと思います。レイ・クロック氏の言葉でいうと、執念という表現がぴったりです。どんなに開発過程で失敗しても、目標に近づいている前進していると信じきれたからこそ、インスタントラーメンは生まれたのだと思います。
※ 食足世平:食が足りているから世の中が平和になるという意味

まだまだ紹介したりない!魅力的な商品で溢れるカップ焼きそば業界

マルちゃんでおなじみの東洋水産株式会社も、北海道で絶大な人気を誇る焼きそば弁当を販売しています。東洋水産株式会社の創業者は、森和夫氏です。森和夫氏は、前身となる会社を1953年に設立してから、1999年となるまで46年間、東洋水産株式会社の発展に貢献されてきました。

私も切磋琢磨できる仲間と仕事の成果であかしあって、業界の発展に貢献していきます。