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起業/独立

映画レビュー、レイ・クロック氏の半生を描いた『ファウンダー』

出典: Wikipedia

※このブログはネタバレを含みます

皆さんは、ファウンダーという映画をご覧になられたでしょうか。
ハンバーガー店のMacDonaldをフランチャイズ化して全世界へ事業展開したレイ・クロック氏の半生を描いた物語です。1954年、レイ・クロック氏がシェイクミキサーを販売してた時期から始まります。シェイクミキサーの販売で苦戦していた時、シェイクミキサーを大量購入する店と出会います。それが、MacDonaldです。ご存じの方も多いと思いますが、MacDonaldはマクドナルド兄弟が始めたハンバーガーショップです。レイ・クロック氏は、その洗練されたハンバーガーの製造工程に魅せられます。そして、レイ・クロック氏はマクドナルド兄弟にフランチャイズ化することを提案して…という流れで物語が進みます。

この映画をみた率直な感想は、複雑でした。学ぶことも多かったのですが、厳しい部分もあって背筋が伸びました。共に勝つことが最善ですが、それが叶わない場合は決断しなければならない。その決断によって手に入るものもあるが、離れていく人もいる。
私も掲げた目標は、絶対達成するという決意をもって取り組んでいきます。

MacDonaldは、不動産事業

レイ・クロック氏は、新たな挑戦をしたい夫婦の方々と手を組み、事業を拡大させていきました。ところが、レイ・クロック氏の取り分が少なかったため、ご本人は苦しい状況に追い込まれます。加えて、フランチャイズ化する際に締結したマクドナルド兄弟との契約が足かせになりました。現場で起こった問題を解消するために、何かしらの変更を加えるためには必ず許可が必要です。
そんな中、銀行で融資の相談をしている際に、ハリー・ソナボーン氏に出会いました。

ハリー・ソナボーン氏は、レイ・クロック氏に土地を購入して、それをオーナーにレンタルすることを提案します。そうすることで、定期的にレンタル料が入るようになります。さらに、レンタル事業を別会社を立ち上げてやることを提案します。そうすることで、マクドナルド兄弟と結んだ契約が適用されなくなります。問題は、マクドナルド兄弟との関係が悪化することです。レイ・クロック氏は別会社を立ち上げるか悩みます。
レイ・クロック氏は、マクドナルド兄弟と決別して別会社を立ち上げ、事業を拡大させることを決断しました。

執念がすべて

レイ・クロック氏は、結果の原因として「執念がすべて」だと語っています。もちろん、これだけの成功を成し遂げる原因が1つということはないと思います。ただ、状況が整わない、金策がうまくいかない、周りの人々に理解されない、などどんな困難が待ち受けようともレイ・クロック氏はMacDonaldは成功すると信じて、事業を前進させます。

だからこそ、レイ・クロック氏は「執念がすべて」だと語ったのだと思います。経験からくる言葉はありがたい限りです。私も先人の方が残した金言を糧に、仕事で実績をあげて成功します。

このブログでは、日本マクドナルドホールディングス株式会社の創立、発展に携わった藤田田氏原田泳幸氏についても取り上げています。よろしければ、ご一読いただけると幸いです。