以前、このブログで山下誠司氏を取り上げさせていただきました。山下誠司氏は、美容師として実績をあげた後、店長となり、その店でも順調に業績を伸ばして社長まで昇りつめた方です。今回紹介させていただくのは竹之内教博氏で、この方も美容師からスタートして、会社を創業するまでにいたっています。竹之内教博氏を知ったきっかけは、YouTubeです。以前このブログで紹介したワクセルチャンネルで、対談動画がアップされていました。竹之内教博氏は、ワクセルのコラボレーターとしても評判の高い方です。
対談動画は前後編に分かれていて、見ごたえもあります。前編は、竹之内教博氏が自身の経歴を中心に語っています。後編は、父親としての側面や出版された書籍の話をしています。著書のタイトルは、『270億円』というパワーワードを使って、印象に残るようにするためです。
竹之内教博氏は、軸がしっかりしている方だと感じました。中学生のころには、経営者になることを意識していて、高校の勉強が会社経営には役に立たないと感じていました。見ているものが違ったからこそ行動に違いが生まれ、その結果収入にも差が出ました。仕事で大事なのはビジョンや目標だと改めて学びました。
対談前編
対談の前編では、竹之内教博氏の半生について紹介されています。小学生のころには、稼げるようになるために社長になることを目指していたと語っています。だからこそ、高校時代の授業に違和感を感じて、ほとんど通わなかったそうです。経営者になるためには、仕事の経験を積んだほうが良いと思い、アルバイトを10種類ほど掛け持ちします。
私の高校生時代とは全く異なる生活をしていると思い、最初はびっくりしました。ただ、対談でも何度も語られていますが、竹之内教博氏は非常識な選択をするから非常識な結果を得られるという信念をもっています。そう言われて、すごく納得しました。誰よりも稼ぎたいなら誰よりも仕事をする。当たり前ですが、仕事の基準が常識の範疇だと、得られる成果も想像を超えないものとなってしまいます。
大学生、美容師の時も常に、稼ぐためにはどうしたらいいかを考え、非常識な選択をとってきたと語っています。非常識な選択をする上で大事なポイントは、人間性が非常識であってはならないことです。人間性について常識を守って、行動を非常識にすると好感度は上がるそうです。
前編の対談を見て思ったことは、稼ぐという自分の夢・目標に対してぶれずに行動していると感じました。見ているところがしっかりしているからこそ、非常識な選択ができるのだと感じました。
対談後編
対談後編のテーマは多岐に渡ります。まずは、竹之内教博氏の父親としてのエピソードが語られています。その流れで、話がビジネス塾へと移ります。学生時代にビジネスを学ぶ機会がないため、様々な事業を学べる場所を提供したいという話になりました。そして、時間の使い方について語り、その後、竹之内教博氏の著書のタイトルである270億円の使い道の話になります。
著書について補足します。竹之内教博氏が執筆した著書の正式名称は『無名の男がたった7年で 270億円手に入れた物語』です。竹之内教博氏は美容師をやめたあと、『りらくる』を創業します。そのりらくるを事業拡大させ、600店舗以上出店するようになりました。そして、りらくるの株式を90%売却することで手に入れた金額が270億円です。
話を戻すと、270億円は生活資金として10億円残した以外は、すべて事業につぎこんだそうです。その結果、現在では40事業を展開するに至っています。
仕事に対するあくなき追求心があるからこそ、これほどの実績を上げられたし、さらに高みを目指そうとしているのかなと思いました。対談の中でも、効率性は求めず、しんどい思いをしてもいいからいいものを作りたいと語っていました。
最後に
今回の対談をみて、突出した成果を出したいなら、それに見合う選択、行動をすることが必要なのだと学びました。後、先日このブログでレビューさせていただいた『「原因」と「結果」の法則』を思い出しました。結果には原因がある、非常識な原因をつくるから非常識な結果が生まれる。だからこそ、私も今まで以上の成果を仕事で出すために、過去の自分では選ばなかった選択・行動をとることでより大きな成果を出し続けていきます。