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実業家の考え方

様々な事業で成功し続ける稀代の天才、マーク・ザッカーバーグ氏

皆さんは、普段どのようなSNSを活用していますか。
LINE、Twitter、Instagramなどを利用している方が多いのではないでしょうか。総務省の調べによると、LINEの利用率が圧倒的に高いです。全世代平均で90%を超える利用率となっています。LINEアプリを運営するLINE株式会社の創業者である出澤剛氏については、以前このブログで紹介させていただきました。もしご興味あるようでしたら、ご一読いただけると嬉しいです。

次に利用率が高いのが、TwitterとInstagramです。全世代平均だと、42%前後の方々が利用しています。TwitterとInstagramは、特に10代・20代の方々に支持されています。30代・40代に強いのがFacebookです。全体の利用率としてはTwitterとInstagramには劣りますが、30代・40代の方々には同程度支持されています。Facebookの運営会社であるMeta Platforms, Inc.(旧称: Facebook, Inc.)の創業者はマーク・ザッカーバーグ氏です。

マーク・ザッカーバーグ氏の経歴

マーク・ザッカーバーグ氏は、1985年5月14日にアメリカ合衆国ニューヨーク州で生まれました。両親は共に医者の裕福な家庭で育ちました。マーク・ザッカーバーグ氏は幼少期、プログラミングに関心を持ちました。12歳の時に父親からPCを買い与えられると、プログラミング能力がめきめきと向上します。そして、父親の仕事をサポートする受付業務システムを開発しました。

プログラミングへの興味は、その後も続きます。18歳のころには、ユーザーが再生した音楽やリスニング習慣をもとに新たな楽曲をストリーム配信する「Synapse Media Player」を開発しました。このソフトウェアの評価は高く、Microsoft Corporationから当時の為替レートで約1億円の買収提案を受けたと言われています。

その後、ハーバード大学に入学してからもプログラミングへの情熱はつきません。
まずは、どの学生がどの授業を履修しているかをリスト化した「CourseMatch」というソフトウェアを開発します。現在は、どの授業を履修するか選択することや、未来のクラスメイトと会話することも可能です。次に、学生の容姿を格付けする「Facemash.com」というサイトを立ち上げます。このソフトウェアは物議をかもします。男性が女性を勝手に評価する点や画像を無許可で使用していたことが問題となりました。ハーバード大学はこのサイトを閉鎖させます。ただ、利用していた男子学生も多かったことから、学生と学生を繋ぐサービスに光明を見出します。そこで開発されたのがFacebookです。次は、Facebookとその運営会社について紹介していきます。

Facebookについて

2004年2月4日、マーク・ザッカーバーグ氏と共同創業者のダスティン・モスコヴィッツ氏、クリス・ヒューズ氏、エドゥアルド・サヴェリン氏はFacebookを創設しました。共同創業者の方々は、運営会社であるMeta Platforms, Inc.を離れ、別々の道を歩んでいます。

Facebookの人気はすごく、1年経たない内にアクティブユーザー数が100万人を突破します。そこからもFacebookには様々なバージョンアップが繰り返し行われます。その後、2012年4月19日にInstagramを買収しました。同じ年に、アクティブユーザー数が10億人を突破します。買収してからのInstagramの伸びもすごく、そこから10ヵ月でユーザー数が1億人になります。2014年は、会社の買収を積極的に行った年でした。まずは、WhatsAppです。これはメッセージツールで、LINEのようなものだとイメージしていただければいいと思います。LINEは日本でこそ利用率90%を上回りますが、世界規模でみるとWhatsAppの方が利用者数は多いアプリケーションです。利用者数は20億人を超えていて、180ヵ国以上で利用されています。次は、Oculusです。これは、VR(Virtual Reality)のハードウェアならびにソフトウェア製品のブランドです。

事業規模の拡大に伴い、売上高も順調に伸びています。2021年の売上高は、1,179億ドルです。2019年から比較しても右肩上がりで増加していて、前年度比で137%増加しています。営業利益も順調で、2021年は467億ドルです。こちらも前年度よりも増えていて、126億ドルの増益です。

最後に

マーク・ザッカーバーグ氏は会社経営だけでなく、数多くの社会問題の解決に取り組んでいます。夫婦で財団Chan Zuckerberg Initiativeを設立して、すべての疾病を予防、治療、管理するために30億ドル出資しました。この試みについては、同様に病気の根絶のために財団を創設したビル・ゲイツ氏も共感して、賛意を表明しています。マーク・ザッカーバーグ氏はそれだけでなく、教育の改善や刑事司法制度の改革にも力を入れています。

前にこのブログで取り上げさせていただいた渡邉美樹氏もそうですが、事業で成功をなして社会貢献することは素晴らしいと思います。私も早く仕事で成果を出して、社会貢献できるような能力や財力をつけていきます。