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実業家の考え方

横山貴子氏の『逃げの美学』逃げても自分が前進したら勝ちである

横山貴子_株式会社イイコ代表取締役社長

逃げは負けではなく、人生をリセットできるチャンスである

ひと昔前に比べると、転職する人が多くなってきたとよく聞きますが、自分の現状を変えることに抵抗のある人も多いのではないでしょうか。
以前はわたしもそうでした。
会社の上司と合わないとか、苦手だなと思いながら「でも、あの上司に負けたくない」というプライドが邪魔して動けずにいました。

今回は、そんなプライドよりも、自分のやりたい方向に進んだほうがいいじゃん!
という考えかたで転職を繰り返し、女性実業家として活躍しているイイコ代表取締役社長の横山貴子氏をご紹介します。

 

横山貴子_株式会社イイコ代表取締役社長
出典:食の未来アカデミア 横山貴子 株式会社イイコ代表取締役社長

横山さんはジュエリー関係の会社に就職後、20代のうちに9回も転職。
33歳で東京・恵比寿に隠れ家飲食店『201号室』をオープンし、隠れ家飲食店の先駆けとして活躍されています。

そんなに転職している人はわたしのまわりにいませんが、そこには横山氏の『逃げの美学』がありました。
横山氏の体験を知っていただき、自分の人生にどう活かしていけるか考えていけたらと思います。

 

いまの仕事が嫌なら辞めてしまえばいい

上司との闘い

横山氏が転職を繰り返した理由は、上司との関係と会社のルールが大きかったそうです。

みなさんも「この上司とはウマが合わないな」
そう感じたとき、少なからず会社を辞めたいと思ったことはありませんか?
だけど、この上司にもいいところはあるはず!
と、いいところを探そうとしますが、どんどん嫌なところばかりが目についてしまう。

そして、会社でもこうしないといけないってルールはありませんか?
売り上げや結果を出すために、柔軟に対応していく必要があると訴えかけても、昔からのルールに縛られて対応する気配もない。
どんなに仕事内容がよくてもやりがいは感じにくいので仕事がつまらなくなってくる。

そんな不満を感じながら仕事をするより、仕事の状況を変えたほうがいい!
そう思って転職することにしたんですが、横山氏が転職するとき大事にしてきた考えかた。

それは、
・その決断は前進するためのものなのか
・自分が望む人生を歩むためのものか

答えがイエスなら自分の人生にとって大前進!
横山氏は、それを逃げの美学と呼んでいるそうです。

なので、いまの状態を変えたいと思っている人は、自分が前進するかしないかという物差しで考えてみるとシンプルに答えが出るかもしれませんね。

 

逃げてつくれた自分の居場所(コミュニティ)

転職を繰り返していたころ、仲のいい飲みサークルのかたに相談をしていたそうです。
そのとき「経営者に向いているから、やってみなよ!」と言われて「じゃあやってみよう」とその場で決心したそうです。
それが飲食店をオープンするきっかけとなりました。

いままで飲食店の経験がなかったので、経験豊富な飲みサークルのかたがたに助言をいただきながら、なんとかオープン。
あまり聞いたことのない『看板も価格表示もない隠れ家』というコンセプトで、オープン当初は多くの飲み友達が足を運んでくれたそうです。

しかし、横山氏自身がお店を切り盛りしていたので、遅い時間になるとひとりでお店にいることが防犯面で不安。
それを、支えてくれたのは飲みサークルの人たちでした。

当時はSNSが発達していなかったので、怪しいと感じるひとが来たら、飲み友達にワン切りしてお店に来てもらっていたそうです。

逃げていった先に横山氏がつくることができた、まわりのひとから応援されるコミュニティ。
なにかやろうと思ったときに背中を押してくれる、オープンしてからも足を運び見守ってくれる仲間がいたことが、その後も飲食店を拡大させていった要因ではないでしょうか。

 

逃げることで新しい道が見つけられる

横山氏のように、嫌なことは嫌!と考え方をシンプルにして、会社に縛られず、新しいことにどんどんチャレンジすることで信頼できる人脈が増えていくのだと思いました。

逃げとは、人生を大きく前進させるためのステップ。
新しい道を見つけてチャレンジしていった先に、また新しい道や仲間ができていくのではないでしょうか。