2030年に向けて世界中で取り組みが行われているSDGsですが、各大学でも力をいれて取り組みをされているようです。
今後、起業を考えている方にとってはSDGsもビジネスチャンスの一つになります。
今回はそんなSDGsの事例を学ぶをテーマに大学で取り組まれているSDGsについてご紹介します。
今後の参考になれば幸いです。
1、茨城大学
茨城大学がSDGsを本格的に取り組み始めたのは2006年からだそうです。
現在では、「サステナビリティ学入門」という授業があり、持続可能な環境・社会のあり方を分野横断的なアプローチで追究しているそうです。
同じころから茨城大学では、「地球変動適応科学研究機関(ICAS)」という組織を立ち上げてきました。ICASでは、各地の気候変動によってもたらされた災害について調べ人々の暮らしや生態系にどのような影響を与えているか調査してるようです。
調査によって考えられる今後起きうる災害や被害の「適応策」を考え、各地域の方々と一緒に実践しています。
これからの未来を支える大事な取り組みだと思います。
2、明治大学
明治大学は、開校当時の理念からSDGsに取り組んでいるようです。
140年前に「同心協力」の精神をもって開校し、「権利自由」「独立自治」を建学の精神とする明治大学では、「人間が人間として生きるに値する平和な社会(世界)」の創出を目指して、SDGsに資する様々な教育研究活動を行っています。
https://www.meiji-sdgs.jp/
様々な取り組みを行っています。
例えば、キアナンゼミは、異文化コミュニケーションを研究しています。
ゼミ生には、異文化を体験するために様々な国籍の学生が参加しています。
コミュニケーションを活かすことで、貧困、戦争、環境破壊の原因となる不平等や差別につながる障壁を取り除くことを目的として授業が行われています。
自身が学んだことをプレゼンテーション大会で発表したり、最終学年では論文を執筆したりと、グローバルな世の中でのコミュニケーションの大切さを学んでいるようです。
参考:https://www.meiji-sdgs.jp/articles/efforts/2163/
3、京都芸術大学
京都芸術大学では、世界中から芸術を学ぶために学生が集まっている大学です。
芸術大学ですが、交換留学などにも力を注いでいる大学です。
また、2022年4月からワクセル株式会社(所在地:東京都渋谷区、主催:嶋村吉洋)と一緒に企画した「社会起業家論〜SDGs時代のソーシャルビジネスのヒント」という授業も開講しています。
こちらの講座では、
社会起業家を「社会をクリエイティブに変化させるひと」と定義し、アートやソーシャルデザインの視点で語る連続講座として開講しました。これまで事業を通じて社会問題の改善を図るために活動されてきた社会起業家キーパーソンを、毎回1人ずつゲストにむかえ、課題の現状分析、SDGs時代の仕事のあり方、クリエイティヴィティの活かし方など、様々な角度から学ぶ機会を提供しました。産学連携による、あらたな学びの場づくりを目指すカリキュラムとなりました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000052391.html
アートやソーシャルデザインから社会問題の改善を考える素敵な取り組みですね。
まとめ
今回はSDGsに取り組んでいる大学についてご紹介させていただきました。
やはりどの大学も未来に危機感をもって今からできる対策を考え、実践し、さらに学びへと変えているようです。
事業を行う上でも、人々のお困りごとをどう改善するかにビジネスチャンスがあるのだと感じました。
皆さんもぜひ周りにあるSDGs関連のお困りごとに目を向けてビジネスチャンスへと変えてみてはいかがでしょうか。