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知識

いまさら聞けない「クラウド」について、まとめてみた

ここ最近、「クラウド」という言葉を多く聞くようになりました。「クラウド」に基づくサービスは、いろいろな方々の生活に根づいています。一番身近なケースは、テレワークなどでインターネットへ接続して、離れた場所にあるコンピューターを操作するケースではないでしょうか。その際、VPCを利用されている方は多いと思います。VPCは、Virturl Private Cloud の略です。そう考えると、「クラウド」は緊急事態宣言以降すっかり日常に溶け込みました。

一般的に「クラウド」というとクラウドコンピューティングのことを言いますが、「クラウド」はそれだけではありません。一例でいうと、クラウドファンディングと呼ばれるサービスもあります。インターネットを介して接続された不特定多数の方々(クラウド)から、資金調達(ファンディング)することをいいます。

今回は、クラウドコンピューティングとクラウドファンディングをピックアップして、「クラウド」について学んだことをアウトプットさせていただきます。もはや当たり前のサービスであるからこそ、その特性や問題点を理解することで今後の仕事に活かせると考えています。

今の時代になくてはならない!爆発的に広まった『クラウドコンピューティング』とは

クラウドコンピューティングの歴史をたどると、その概念が生まれたのは1997年です。アメリカ合衆国のラムナト・チェラッパ(Ramnath Chellappa)教授により提唱されました。だとすればなぜ、クラウドコンピューティングは昨今爆発的に広まったのでしょうか。

その理由の1つは、インターネットの通信速度の高速化と容量の増加です。クラウドコンピューティングを実現するためにはシステム全体が仮想化できることが重要になってきます。仮想化とは、サーバーなどのハードウェアリソース(CPU、メモリなど)を抽象化して、そのリソースを分割して利用できるようにすることです。統合・管理されたシステムのリソースを個々に割り当てることで、クラウドコンピューティングが実現されます。通信速度・容量に問題があると、仕事では使えません。

もう1つは、緊急事態宣言が発令されたことです。不要不急の外出は自粛するようになり、企業もリモートワークせざるを得ない状況になりました。Google LCCやAmazon.comがVPCサービスをリリースするなど、社会的にもインフラストラクチャーが整っていたことも見逃せません。

3億円以上のお金が集まるかも?!『クラウドファンディング』とは

クラウドファンディングは前述しましたが、インターネットを介して不特定多数の方々から資金調達をすることです。著名人から独立・起業を目指す新進気鋭の実業家など、さまざまな方がクラウドファンディングを行っています。知名度が高いクラウドファンディングは、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣氏が行っているものではないでしょうか。

西野亮廣氏がクラウドファンディングを行っているのは、CAMPFIREです。CAMPFIREでは、ここの資金調達をプロジェクトという単位で表現しています。そのプロジェクトは多岐に渡ります。一例を上げるとボイストレーニンググッズを製造・販売するための資金を調達するためのプロジェクトや渋谷公会堂でライブを開催するための資金を集めるプロジェクトなどがあります。

支援金額の目標値や実際に集まる額も様々です。CAMPFIREで最も多くの支援金額を集めたプロジェクトでは、3億円以上のお金が集まりました(2022/10/31現在)。このプロジェクトは、持ち運びができるカラープリンターです。スキャニングした文字や絵を印刷することができます。手のひらサイズのため操作しやすく、対応可能な媒体も多いです。紙だけでなく革や段ボールなども対応します。コンパクトなため、曲面でもスキャニングできます。

最後に

「クラウド」は知れば知るほど、可能性があるサービスだと感じました。新しいことにチャレンジするにはいい時代だと感じています。挑戦する舞台が整っているからこそ、義理人情など基礎・基本を大事にして、仕事で最大限の成果を上げていきます。