皆さんは、実力者が集まる場で一緒に仕事することになった際、どうやって一緒に仕事をしていこうと考えますか。フリーアナウンサーの笠井信輔氏は、朝の情報番組『とくダネ!』のアナウンサーに抜擢され、小倉さんというスーパープレイヤーと仕事をすることになりました。
その際に、自分の得意分野を掘り下げていく事で差別化を見出してきたとワクセルのYouTubeチャンネル『トークセッション』で司会者の住谷知厚氏と渋沢一葉氏と対談形式で語っています。
今回は、そんな笠井氏から学んで行きたいと思います。
目次
- 笠井信輔氏の経歴
- 一つの事を極めて差別化をする
- 病院にWi-Fiを
- 差別化の為にひとつのことを極める事で実績を積んでいける
笠井信輔氏の経歴
皆さんもよくご存じ笠井氏ですが、簡単な経歴をご紹介いたします。
<経歴>
早稲田大学卒
1987年 フジテレビ入社
2019年9月末日退社
現在フリーアナウンサーとして活動中■代表作・主な実績
引用:笠井 信輔 | ワクセル Official Web Site (waccel.com)
朝の情報番組「とくダネ!」を20年担当
レギュラー番組:「男おばさん」「くにまるジャパン極」など
著書:「生きる力 引き算の縁と足し算の縁」(KADOKAWA)
とくダネ!時代では、サブ司会兼メインアシスタント・ニュースデスクを歴任し、2007年7月から2019年9月までアナウンス室専任部長(情報担当部長)を務めています。また、フリーアナウンサーになった同年12月に悪性リンパ腫になり、闘病生活を送りました。
2020年6月に悪性リンパ腫が完治し、闘病中に病室にWi-Fiがない不便さを感じ、現在では日本の病室にWi-Fiを設置する活動を実施しています。
一つの事を極めて差別化をする
笠井氏がとくダネ!に配属された際に、小倉さんと一緒に仕事をすることになりました。他のアナウンサーとの差別化を図るために、映画と舞台を見るようになったそうです。しかも、その数が尋常ではありません。
ワクセルのYouTubeチャンネル内コンテンツ、「トークセッション」では、
若い頃は年間で新作映画を130~150本、 舞台を150本、観に行っていました。スケジュールをパズルのようにはめこんで観に行く時間を確保していましたね。
引用:自身の闘病生活をきっかけに、患者さん用Wi-Fiを全国の病院に普及させる | ワクセル Official Web Site (waccel.com)
と、お話されているように毎日のように観に行っていたようです。
もちろん好きで観に行っていたとは思いますが、仕事をしながら毎日のように映画や舞台を観に行くには、本当に根気と努力がいると思いました。舞台によく見に行っていた為、出演者とも仲良くなり、取材の際には「取材なら笠井さんから」とまで言われるようになったそうです。
一つの分野を磨き続ける努力が本当に凄いと感じました。
病院にWi-Fiを
ガンにより闘病生活を送った笠井氏は、現在日本の病室にWi-Fiを導入する取り組みをされています。闘病中にWi-Fiが使えない病院が多いことが分かり、少しでも病室でインターネット環境がつかえるように、2021年1月に「#病室Wi-Fi協議会」を立ち上げ、「1つでも多くの病院の病室に無料Wi-Fiを!」をスローガンとして掲げ活動されています。
一時、病院のWi-Fi設置に厚生労働省の補助金がつくなど、活動を広げられています。
差別化の為にひとつのことを極める事で実績を積んでいける
笠井氏のインタビューを聞いて、自分の得意分野を伸ばすことや、一つの分野をとことん極めて見ることが差別化に繋がり、自分の価値を高めていくんだと感じました。
みなさんも、ご自身の価値を高めるためにも一つの分野(こと)に集中して極めてみてはいかがでしょうか。
参考URL:
笠井信輔 – Wikipedia
笠井 信輔|タレント/アーティスト|株式会社オールラウンド|芸能プロダクション (allrd.co.jp)
笠井 信輔 | ワクセル Official Web Site (waccel.com)
自身の闘病生活をきっかけに、患者さん用Wi-Fiを全国の病院に普及させる | ワクセル Official Web Site (waccel.com)
【笠井信輔×ワクセル】フジテレビ退社後も現場で活躍し続けられている理由とは?|住谷知厚(Sumitani Tomohiro)/ワクセル総合プロデューサー|note
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#病室 wifi 協議会 (jpn.org)