皆さんは、インボイス制度をご存じでしょうか。
インボイスとは、適格請求書の日本語訳です。適格請求書は、売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるための変更された書類です。具体的な変更点をあげると、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「消費税額等」の記載が追加されています。
お恥ずかしい話ですが、最初はインボイス制度が全く分かりませんでした。税制への理解は、起業する上では必須です。Youtubeの動画を中心にインボイス制度を勉強したので、学んだことをシェアさせていただきます。今回は、私が勉強していて分かりやすかった動画を3つ取り上げます。
動画は、取っ掛かりの勉強には向いていると思います。文字だけよりも分かりやすいことが多いです。私も将来は映像を使って情報発信していくのもありだと思っています。ただ、今は文字と絵・写真に絞ることでアウトプット力を高めていきます。今後も学んだことはシェアしていくので、ご都合がよければその際はご一読いただけると幸いです。
中田敦彦氏の『YouTube大学』
まずは、中田敦彦氏の『YouTube大学』です。このチャンネルは、様々な分野の動画をあげているので視聴したことがある方も多いと思います。インボイス制度を理解する際の取っ掛かりに向いている動画です。インボイス制度を理解するために必要な消費税の歴史を、分かりやすくひも解いています。インボイス制度の難しさは、制度だけを理解しようとすると難しくなることです。消費税は、課税対象や課税割合を徐々に拡大させています。導入時に世論の影響でできなかったことを今やろうとしている。このことが分かるだけで、インボイス制度の理解は、1歩前へ進むと思います。
山田真哉氏の『オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する』
次に紹介させていただくのは、山田真哉氏の『オタク会計士ch【山田真哉】少しだけお金で得する』です。山田真哉氏のことはご存知でしょうか。『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』という本なら知っている方もいるかもしれません。私もこの本をきっかけに、山田真哉氏を知りました。この書籍の初版は2005年2月16日なので昔の本になりますが、累計で165万部以上発行されています。
公認会計士と税理士の資格を持っている方だけあって、インボイス制度に関連する動画だけでもいくつも投稿されています。どれを視聴するか迷うところですが、まずは『インボイス制度とは何か?小学生がわかるように解説』を見たらいいのではないかと思います。わかりやすくインボイス制度が語られています。10分程度の動画なので気軽に視聴できる点もおすすめポイントです。
大河内薫氏の『大河内薫のマネリテ学園』
最後に紹介させていただくのは、大河内薫氏の『大河内薫のマネリテ学園』です。大河内薫氏のことはご存知でしょうか。私が大河内薫氏を知ったきっかけは、山田真哉氏と同様に書籍からです。友人から勧められた『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!』で知りました。
大河内薫氏も税理士の資格を有する方のため、インボイス制度について4つの動画を上げられています。どれから手を付けたらいいか迷う方は、まずは『【インボイス制度】フリーランスと個人事業主を悩ますインボイス制度を税理士がわかりやすく解説!【基礎編】』を選んでみてはいかがでしょうか。この動画のいいところは、消費税を丁寧に説明している点です。インボイス制度を理解するための第1歩としては、こちらの動画もおすすめです。
最後に
インボイス制度に関する動画は、数多くあります。もちろん、今回取り上げさせていただいた動画以外でも良質なものは存在します。ですので、上記の内容がインボイス制度の理解を深める手助けになったなら幸いです。私もインボイス制度を理解して、起業する際は登録します。