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マネジメント実業家の考え方

アニメ『パリピ孔明』から学ぶ与える力 

パリピ孔明

日本で盛んなアニメはもはや伝統文化と言ってもよいほど、世界的に人気のあるものとなっています。その中でも最近アニメで人気上昇中なのは『パリピ孔明』です。

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アニメと言ったら娯楽だと思われる方も多いかもしれませんが、侮れないのがアニメです。
特に『パリピ孔明』は、孫氏の兵法や戦国時代の兵法を使った面白い戦略を現代のアイドルのプロデュースに活用しており、勉強にもなるので今回ご紹介したいと思います。

目次

  • パリピ孔明について
  • 孔明がアニメで使った『兵法三十六計』とは?
  • 相手が求めているものを与えることは重要だということ

パリピ孔明について

タイトルにある孔明と言えば皆さんが想像するのは、もちろん三国志の諸葛孔明だと思います。パリピ孔明とはどのようなアニメなのかご紹介させていただきます。

本作の主人公の1人。三国志時代、蜀の丞相を務めた諸葛亮孔明その人。
五丈原で今際の際に次の世では戦や命のやり取りの無い世界へ生を受けることを願いつつ病死した筈が、若き日の姿でハロウィン真っ只中の現代日本の渋谷へと転生する。ハロウィンに享じる若者達の奇抜な姿やクラブでテキーラを無理矢理飲まされ、当初は地獄へ落ちたものと勘違いしていた。

そこで出会った月見英子に保護され、ウィキペディアで諸葛亮の項を見たことで、自らが1800年後の世界へ転生したことを悟り、あっという間に現代社会に順応すると第2の人生を英子の歌に感銘を受けたこともあり軍師(実質的にはマネージャー)としてその夢を叶え、前世でなし得なかった、太平の世を作る事を自身の目的として活動を開始する。

引用:パリピ孔明 – Wikipedia

パリピ孔明の主人公の一人【諸葛孔明】はまさに、三国志にでてくる孔明です。なぜか現代の渋谷に転生した孔明はもう一人の主人公である英子の夢を叶えるべく再び現世で軍氏として活躍するというアニメです。とても面白そうですね。

孔明がアニメで使った『兵法三十六計』とは?

パリピ孔明の序盤でよく耳にする兵法三十六計ですが、一体どんなものでしょうか。

中国魏晋南北朝時代兵法書。兵法における戦術を六系統・三十六種類に分類した内容である。

引用:兵法三十六計 – Wikipedia

兵法三十六計は、パリピ孔明でも使われています。
パリピ孔明の諸葛孔明が兵法三十六計を簡単に訳してくれているのでご紹介します。

「具体的には無理な戦はしない、油断してはいけない、味方と敵のことをよく知れという中国兵法の基本的な理念の上に、相手の虚を突け、油断を誘え。相手の自滅を待つ、自滅へと導け。弱点を突け、弱点を突けるように相手を導け。強敵には他者をぶつけろ。相手を騙して有利な環境を作れ。大体はこんな感じですね」

アニメのセリフより

よくビジネスにも過去の戦争の策略や兵法を用いられることは多いように思えます。それは、ビジネスが戦争だからというより、人が関係しているからだと思います。どんな強い軍隊でも大将が崩れると一気に乱れ崩れていくという歴史も多くあります。

また、ソフトバンクの孫正義さんや多くのビジネスマンも孫氏の兵法を勉強してビジネスに活かしているそうです。兵法を活かしたビジネス書は世の中にも沢山あるので探して読んでみても面白いかもしれません。

相手が求めているものを与えることは重要だということ

パリピ孔明の中でも印象的なのは、第7話の中で、英子が自分で作った音源をさらに良くするため、世界的DJのSteave Kido(キッド)へアレンジをお願いしに行った時のことです。

キッドの元へ行かせた孔明は、英子が困った時にアドバイスを書いた紙が入っているお守りを渡します。その1枚目に書かれていたのが、「大きなプリンを2つ買うこと」でした。キッドの元へ訪れたものの、キッドは「やる気が起きないから今日は帰っていいよ」と英子にいいます。その時にキッドの目に入ったのが英子が買ったプリンでした。

プリンの活躍によりその日のレコーディング準備をしてもらえることになったのです。

ここから学べることは、相手の求めているものや好きなモノを良く理解して、提供することで強力な味方になる可能性があるということです。ビジネスでもメリットがなければ協力してもらうことが難しいことからも、相手の求めているものを提供する力がどれだけ大事か分かります。

皆さんも、ビジネスシーンだけではなく普段から意識することで、周りの人との人間関係もより良くなるかもしれないですね。