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起業/独立

没頭し続けた結果、大企業の社長へ!エンジニアから実業家になった馬場功淳氏

馬場功淳(ばば なるあつ)

会社員から起業!仕事に没頭することで道は開ける

IT業界で活躍している実業家が多くいますが、その中でも若くして活躍をしている馬場功淳(ばば なるあつ)氏。
ご存知のかたも多いと思いますが、彼はもともとエンジニアとして会社員をしていました。

エンジニアの会社員として活躍している人は多いご時世。
彼はなぜ実業家として歩んできたのか?
そして、突出した実績を上げてきた馬場氏が大事にしてきたことを今回はお伝えしていきたいと思います。

馬場功淳(ばば なるあつ)
出典:コロプラ 会社概要

馬場氏は兵庫県出身の1978年生まれ41歳。
大学博士課程を中退し、会社員を経て30歳となる2008年に株式会社コロプラを設立。
2014年の36歳のときに、日本の長者番付トップ50に登場したことで話題になりました。

馬場氏が代表を務めるコロプラは、人気アプリ「コロニーな生活」を筆頭に、「黒猫のウィズ」や「白猫プロジェクト」など、アプリの開発から運営をおこなってます。

インターネットが普及し始めた大学の頃からアプリの開発などをしてきた馬場氏は、どのようにして実業家への道をあゆんできたのでしょうか。

馬場氏が起業をするきっかけとなったのは?

KLab
出典:KLab株式会社 ホームページ

最初のきっかけは博士課程時に、大学の同級生が起業をしたことです。
その会社というのが、いまや有名なラブライブやキャプテン翼を運営している『Klab株式会社』
当時は博士課程での定期収入が必要ということで在学しながらアルバイトとして働くことに。

ここから馬場氏の人生が大きく変わっていきます。

アルバイトながら開発やプレゼンテーションを任されることとなり、仕事が楽しくなり大学を中退して正社員として働くことに。
大学ではできない経験をしたことが馬場氏の自信となり、彼はエンジニアとしての道をあゆみ始めました。

会社の仕事をこなしながら「こんなサービスがいいのでは?」と自宅のサーバーを使い開発したのが元祖位置ゲーの『コロニーな生活☆PLUS』
位置ゲーとは、『ポケモンGO!』や『ドラクエウォーク』のような、現在地が変わることによってさまざまなイベントが発生するゲームです。

馬場氏は会社員との二足のわらじでアプリ運営していたため、会社以外の空いているほとんどの時間を運営に費やしていました。
『コロニーな生活☆PLUS』を開設をしてからは、位置ゲーといういままでにはなかった新鮮な要素が人気となり使うユーザーがどんどん増えていきました。

その一方、自分一人で運営しなくてはいけないため、睡眠時間も短く運営するのに必死な毎日。

毎日倒れるかどうかという生活だったそうで、「なにかあってもエンジニアとして復帰する実力が自分にはある!」という自信のもと、会社員をやめ個人事業主として『コロプラ』を運営することに。
24時間コロプラに没頭する日々でしたが、さすがに一人運営では大変なため『コロプラ株式会社』を設立して実業家としての道をあゆむこととなりました。

エンジニア出身の人が起業するために大事なこと

コロプラフェス
出典:コロプラ10周年特設サイト

自分がいいと思ったものを開発して無我夢中で運営していたら、いつの間にか実業家になっていた。

いま会社員として働くエンジニアにも同じようなチャンスはあるのではないでしょうか。
馬場氏もいくつか転職する中で、自分よりも若くて才能のあるエンジニアはたくさんいたとおっしゃっていました。

その才能のあるエンジニアと馬場氏の違いとはなんなのか?
それは、先に行動していたことと、没頭して継続してきたこと。
自分の持っている才能を、やってみたいと思ったサービスへ注力することが大事なのではないでしょうか。

とはいっても、自分にできるサービスが思いつかないというかたも多いかと思います。
そんなかたに馬場氏が伝えていることは、「まず始めること」

どんなサービスでもいいです。
馬場氏もやりたいと思ったことでわからないことがあれば、読書で自分の知識をカバーをしてきたそうです。まず始めることができたら、それを継続していくことが結果を残すために不可欠なこと。
道が切り開かれるのは、自分が仕事に没頭することから始まるのではないでしょうか。

チャンスを切り開くために空いた時間を自分のために没頭する

仕事に没頭することも大事ですが、会社以外の空いている時間を何に没頭するかが重要なのではないでしょうか。
その時間をコロプラの運営に注力してきたのが馬場氏です。

大学時代から長者番付にランキング入りするぞ!!!と考えてたわけではないと思いますが、長者番付にランク入りした結果には、大学時代からの努力があります。

馬場氏のように、エンジニアから実業家へ。
エンジニアで活躍している人が多い中で一歩抜きん出るためには、没頭することが突破口になるのではないでしょうか?
どんな状況からでも長者番付に載るだけの可能性はあります。
まずは一歩踏み出して、継続していくことでチャンスをつかみ取りましょう。