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実業家の考え方

大きく描けば人生が変わる!孫正義氏から学ぶビジョンの大切さ

現代日本を生きる

現代日本はなんとなく生きていると豊かになりづらい

現代日本を生きる

みなさんは将来に不安はありますか。現代の日本では、預金の金利はわずか、終身雇用も保証されず、年金ももらえるか分からないという状況で、不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

バブル期は、大企業に入って定年まで働けば基本的に安泰でしたが、今の日本は違います。なんとなく就職して働いてるだけでは、豊かになりづらい世の中なのでは?とわたしは感じます。

では、どうやったら将来への不安を無くせるのか。

そのヒントが、ソフトバンクグループ取締役会長である孫 正義氏がよく使われる言葉「ビジョン」にあるとわたしは考えています。

ビジョンを描くことで、やるべきことが見えてくる

ソフトバンクグループ取締役会長_孫正義氏
引用:SoftBank 役員略歴:孫 正義

孫氏は子どものころから在日韓国人という理由で差別を受けていました。16歳のときに父親が倒れたこともあり、「在日韓国人の差別をなくす」「家族を守る」ために渡米をして、事業を学びました。当時は周りからの反対も強かったですが、自身の信念を貫き通したそうです。

19歳の時には「20代で名乗りを上げ、30代で軍資金を1000億円貯め、40代でひと勝負し、50代で事業を完成させ、60代で事業を後継者に引き継ぐ」という「人生50年計画」を打ち立てました。この計画通りに孫氏は事業を大きくし、ソフトバンクグループを世界的な企業へと成長させています。

孫氏はビジョンを描くのが得意な経営者と言われます。ビジョンを描き、そこに向かって事業計画をたて、着実に計画を実行する。

われわれの人生においても同じことが言えるのではないでしょうか。ビジョンを描き、実現するために具体的な計画をたてることで、やるべきことが見えてきます。例えば、野球で甲子園に出たければ、優れたコーチを探す、強豪校に入る、親から応援してもらえるように野球以外の事もしっかりやる、などやるべきことが決まります。

ステップアップ

目標を目指して頑張る人生は楽しい

わたし自身も、学生時代に「ゴルフの大会で10位以内に入る」というビジョンを決め、練習に打ち込んだことがあります。大会に合わせてコンディションを上げるために、スクールや本で練習法を学び、練習メニューを組んで毎日練習しました。

結果は5位入賞。この経験は、目標を決めて本気で取り組めばなんでもできる、という大きな自信になりました。また、目標を追いかけることの楽しさも教えてくれました。ぜひ、みなさんにもビジョンを決めて、充実した日々を送っていただけたらと思います。

ビジョンは「幸せな家庭をつくりたい」「会社で出世したい」など、なんでも大丈夫です。ビジョンが決まったらそれを実現するために必要な情報を集めてください。読書や人から学ぶことで知識を増やし、計画をたてましょう。すでにそのビジョンを叶えている人に教わるのもオススメです。

できる限り大きなビジョンを描こう

目指す道

ビジョンが大きければ大きいほど、現実も大きく変わります。

挑戦したくて仕方がない、ワクワクするビジョンがあればそれだけ熱意をもってチャレンジできるでしょう。ぜひ自分のビジョンを明確に、最大限大きく描いて夢中になる日々を送ってみてください。夢中になっているうちに、気づくと不安が顔を出す余地はなくなっているのかもしれません。