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実業家の考え方

DMMグループのCEO、亀山敬司氏が大事にしていることは

自画像
引用元: GLOBIS

皆さんは、東京の豊洲で開催されている「チームラボプラネッツ」は行かれたことはあるでしょうか。ゆりかもめ東京臨海新交通臨海線 新豊洲駅から徒歩1分のところにあり、広大な土地に超巨大な4つの作品空間と2つの庭園があります。このミュージアムの運営に携わっているのがDMM.comです。

DMM.comは、亀山敬司氏が1998年11月17日に創業しました(前身となるデジタルメディアマート)。まずは動画配信サイトを立ち上げます。その当時から、DMM.comを知っている方はや動画配信のイメージが強いのではないでしょうか。成人向けのコンテンツを中心に顧客を広げていって、地盤が固まってから多事業に展開した印象があります。現在、成人向けコンテンツはFANZAというポータルサイトに移管しています。

DMM.com自体の事業は多岐に渡ります。漫画やゲーム、DVDの通販・レンタル、さらにFXや証券なども取り扱っています。

亀山敬司氏は、表現者よりも実行者でありたいと思っているそうです。そして、何よりも仕事を楽しんで事業を成功させていると感じました。
私も意図して楽しむようにして仕事を成功させていきます。

亀山敬司氏の経歴

亀山敬司氏は、1961年に石川県加賀市で生まれました。1979年に石川県立聖時高校を卒業後、19歳になった時に六本木で出会った露天商に師事して、商売のノウハウを学びます。24歳のとき飲食店を経営していた姉が妊娠したため、地元に戻り経営を手伝うことになりました。そこからレンタルビデオ店の経営も始めます。そして、多店舗展開して5店舗まで業績を上げます。ただ亀山敬司氏は、媒体を含めてレンタルする時代は終わってコンテンツのみを配信する時代がくることを予見していました。上述のとおり、1998年に動画配信の事業に参入します。

合同会社DMM.comの多角化戦略

亀山敬司氏は、成人向けコンテンツで得た収益を他事業に再投資しています。そうやって既存の事業で市場を広げて、できた基盤の上に新たな事業を展開する。認知されている、顧客がいるという状態から事業を開始できるのは大きなメリットだと思います。

DMM.comでは、動画配信・電子書籍・エナジ―事業を収益の柱と考えているようです。基盤を整えたうえで、新たな事業を展開しようとしています。

また、DMM.com全体収益の向上を図るためのマ―ケティングについては、PDCAサイクルを推進しています。しっかりとしたモニタリングからのアクションプランの策定をして、PDCAサイクルを回せるようにします。

楽しむことが大事

亀山敬司氏は、数多くのメディアにて自分自身の考えを発信しています。いくつかのインタビュ―を読んで感じたのは、楽しむことです。テ―マやインタビュ―アは違っても、愉快であることや楽しいことを大事にしています。

受け身で楽しいではなく、どうやったら楽しめるかを考えて事業を推進することも大事だと学びました。