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実業家の考え方

自分の信念をもち未来を切り開く経営者、堀場厚氏が大事にしていること

皆さんは、KENJA GLOBALはご存知でしょうか。
ビジネスで成功している方々をジャンルを問わず取り上げて、その方々が理念やビジョンを発信しているサイトです。以前、このブログでも紹介させていただいた株式会社エイチ・アイ・エスの澤田秀雄氏RIZAPグループ株式会社の瀬戸健氏も取り上げられています。
私もKENJA GLOBALで発信されていることをチェックして、学んだことを仕事に活かしています。

今回は、そのKENJA GLOBALでも取り上げられている株式会社堀場製作所の代表取締役会長券グループCEOである堀場厚氏を紹介します。

堀場厚氏の経歴

堀場厚氏は1948年2月5日に京都府で生まれました。その3年前の1945年10月に堀場雅夫氏が株式会社堀場製作所の前身となる堀場無線研究所を創業しています。堀場厚氏は、当時のことを覚えていて、ガラス管や水銀を使って遊んでいたと語っています。
3歳なので好奇心が先行したのか、危険な遊びをしているなと思いました。

その後、大学は甲南大学の理学部に入学します。卒業後の1972年に株式会社堀場製作所に入社します。入社当時、株式会社堀場製作所は海外へ事業展開していたため、アメリカへ出向となりました。アメリカ合衆国では、海外へ輸出した製品のサポートを担当しており、苦難が続いたそうです。その後日本へ帰国して1992年に社長へ就任しました。

株式会社堀場製作所について

上述の通り、創業は1945年10月で、株式会社堀場製作所が誕生したのは1953年1月となります。そこから急速に成長し、2020年には1870億円を売り上げる企業となります。売り上げもさることながら、扱う製品も多様化しています。創業当初は、phメータから始まり排気ガスの計測器など自動車分野の開発が主流になります。その後、1980年代になると、半導体分野へも進出します。
1990年代は、海外進出が加速します。アメリカはもちろん、中国やインドなど地域も多岐にわたります。堀場厚氏が社長に就任したのもこの時期になります。
2000年代は、グループ会社の結束を高まります。会社名の変更があり、各社の相乗効果をレバレッジをかけていくことを意図した時期になります。また、2003年に業界の発展に貢献するため、創業者である堀場雅夫氏の名前を冠にした賞を創設します。
2010年代以降もグループ会社や同じ会社内でのチーム力を活かして、業績を伸ばしていきました。

おもしろおかしく

株式会社堀場製作所にはとてもユニークな社是があります。
「おもしろおかしく」
この社是には、「人生の最も活動的な時期を費やす仕事にプライドとチャレンジ・マインドを持ち、エキサイティングに取り組むことによって人生の満足度を高め、よりおもしろおかしく過ごしたい」というおもいが込められています。

私は仕事をしていて、トラブルが発生すると深刻になりがちです。この社是から、困難な状況でもそれを楽しむこととが大事だと学ばせていただきました。