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知識

冬の主役「鍋」を支える商品を提供するmizkanについて調べてみた

12月半ばを過ぎ、冬らしい寒い日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
この季節になると、食べたくなるのが鍋料理だと思います。スーパーへいくと、鍋用つゆが目立つところに陳列されるようになりました。今回は、鍋用つゆやポン酢など鍋料理に必要なものを製造・販売しているmizkanをピックアップさせていただきます。

1人前で消費できる鍋用つゆが各社から販売されるようになり、一人暮らしでも手軽に鍋料理が食べられるようになりました。魅力的な商品がスーパーで簡単に手に入るようになり、消費者としてはありがたい限りです。これから実業家になるという観点で見ると、時代にあった商品やサービスを提供していくことの価値を改めて学べました。

創業は江戸時代!210年以上続く老舗企業

mizkanが創業されたのは1804年です。補足させていただくと、1804年は江戸時代後期で徳川家斉が第11代将軍の地位に就いていました。徳川家斉は、江戸時代で最も長い期間将軍に即位していた方です。イギリスが長崎に来航するなど、江戸時代が終焉へと向かっていく時期でもあります。

mizkanは子供のころから酢やポン酢を見かけていたので、昔から続いている会社だとは思っていました。このブログを書くまではそこまで歴史が長いとは知りませんでした。登記上の設立は1990年のため、比較的最近の出来事となっています。

mizkanは、元々は酒屋でした。酒屋にて、酢造りにチャレンジすることから始まります。すし酢の開発に着手して、40年後には3年間熟成した粕酢の「山吹」の製造に成功しました。mizkanのあの有名なマークができたのは、明治時代です。丸の中に漢数字の「三」という家紋が由来となっています。

最後に

mizkanには、数多くのポリシーがあります。江戸時代から続く会社をつくるためには、方針が大事なのだと思います。事業を通じて社会に何を与えていくかが、何を守り続けるかを常に考えるからこそ、反映し続けられると学びました。