忙しいときこそ、仕事のやり方を見直そう
年度末に向けて忙しくなりがちなこの時期、「やることが増えて、なにから手をつけたらいいか分からない!」と頭を抱える人も多いのではないでしょうか。
業務が増えるタイミングでは今までと同じペースでの仕事では間に合わず、仕事の取り組み方を変える必要が出てきます。
では、どのように変えていけばよいのでしょうか?本日はシンプルさを極めた仕事で世界とのつながりを変えた、Appleの創業者のひとりでCEOも務めたスティーブ・ジョブズ氏より学んでいきます。
なにをしないかを決めることは、なにをするのかを決めることと同じくらい大事
スティーブ・ジョブズ氏は、マッキントッシュのパソコン、iPod、iPadなど多くの製品を生み出し、人々のライフスタイルを大きく変えた人物です。
仕事においては「シンプル」であるという価値観を持ち、無駄を省くことで大切なことや集中すべきことだけを徹底的におこないました。
彼のシンプルさをあらわすエピソードとして、服をデニムを黒のタートルネックのみを愛用している話があります。
「今日なにを身につけるかという選択に頭をつかいたくなかった」と話すくらい、服に時間をかけて悩まないようにしていたとのことです。なにをしないかを決めることは、なにをするのかを決めることと同じくらい大事であるとしていたことがうかがえます。
このようになにかを選択することを省き、仕事のみに集中するというシンプルさがジョブズ氏の成功の原因と言われています。
シンプルさとは優先順位をつけること
シンプルさというと難しく聞こえるかもしれませんが、「優先順位」をつけることだと言えます。
仕事で考えると、まずは「これは今やるべき」「これは省ける」「自分でなくとも、誰かに依頼する」といった仕分けをします。このことにより、自分が本当にやらなければならないことに優先順位をつけていくことで、集中すべき仕事に集中し成果につなげていくことができるようになっていきます。
たとえば、ジョブズ氏は時間を作りだすことでより仕事に活かした経験を行ってきました。
日本やインドで禅の修行をし、自分に向き合う時間を大事にしていたとのことです。
わたし自身、今優先順位を決めて生活することを大切にしています。
身近な生活で考えると、特に朝の時間の大切さを感じる人は多いのではないでしょうか。起きたから出社するまでの時間が決まっているなか、優先順位をはっきりさせることで、やることが明確になり余裕を持って準備や朝の時間を過ごせるようになりました。
シンプルにして、集中すべきことに集中しよう
経験を重ねるごとにできることは増え、任せられる仕事の領域は拡がっていきます。それはとても良いことでもありますが、それらは本当に仕事の成果をだすために必要なことでしょうか?
忙しいタイミングだからこそ、今一度やるべきことをしシンプルし、集中するべきことに集中し、仕事の成果につなげていきましょう。
【参考URL】
スティーブ・ジョブズがこだわった「なにをしないのかを決める」重要性
https://www.kk-bestsellers.com/articles/-/5246/1/
スティーブ・ジョブズが制服のように愛した、ハイネックのカットソー
https://www.pen-online.jp/news/fashion/otona21-01/1
仕事の効率を上げる8つのシンプルな考え方
https://idel-realization.jp/shelly/simple-1071