最近、人気急上昇中の職業といえば、プロジェクトマネージャー(PM)という職種です。
では、プロジェクトマネージャーとはどんな職業なのかをご紹介します。
また、よく混同されがちなプロジェクトマネージャー(PM)とプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)の違いについてもご紹介します。
プロジェクトマネージャーの役割とは?
プロジェクトマネージャーを簡単に説明すると、IT分野の開発を行う際のリーダー的存在になります。
厚生労働省のHPでは、
「IT分野での開発を行うプロジェクトチームの責任者として、プロジェクト実行計画の作成、予算、要員、進捗の管理などを行う。」
引用:https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/322
と説明があります。
具体的には、下記のような業務があります。
1、プロジェクト計画の作成、要件定義作成
2、必要となるプロジェクトチームの立ち上げ、メンバーや資源の確保
3、リスクを考慮して開発を進める
4、プロジェクトのステークホルダーとコミュニケーションを取り、依頼者のニーズに答える
などなど、幅広い知識と経験を基に仕事をこなしていく必要があります。
必要な能力としては、IT知識はもちろんのこと、コミュニケーション能力やマネジメント力も必要となってきます。開発をするうえで欠かせない存在ですね。
仕事量やインプット量も多くかなり大変な仕事です。
本当に忙しいPMは休日もチャットを飛ばしていたりするので、大変ですよね!
その分やりがいは十分にあり、給与も一般の開発を行うシステムエンジニアに比べて年収はかなり高めです。
PMとPMOの違い
では、よく間違えられるPMOとはどんなお仕事でしょうか?
PMOとは、
「PMによるプロジェクトマネジメントを支援するための部門・チームのことを表しています。」
引用:https://www.qbook.jp/column/1443.html#:~:text=PM%E3%81%AF%E6%96%87%E5%AD%97%E9%80%9A%E3%82%8A%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88%E3%81%AE,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%82%92%E8%A1%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
開発の案件は、先ほどもお伝えした通り案件によってはインプット量が膨大であり、また幅広く検討が必要なシステムもあります。さすがにPM一人だけでは管理しきれないのでサポート的な存在が必要となります。
それが、PMOです。
プロジェクトにとって要の存在
今回はプロジェクトマネージャーについてご紹介してきました。
プロジェクトマネージャーは開発案件で欠かせない存在であり、要の存在です。
それ故に、大変さもありますがIT人材として成長するにはもってこいの職業といえます。
これからIT業界を検討している方はプロジェクトマネージャーを目指してみてはいかがでしょうか。
参考URL:
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/pm.html