楽しむという脳思考
「好きな仕事だけど、月曜日が憂鬱」
「今も悪くないけど、もっと毎日を充実させたい」
そんなふうに思う方は多いかもしれません。わたしもそう思っていました。
わたしが目にしたソフトバンクグループ創業者 孫正義氏が脳科学者の茂木健一郎氏と対談している記事から、そんな状況を打破する秘訣を発見しました。
今回は、そのポイント2つをご紹介していきたいと思います。
強い願望を抱いて、まずやってみようとチャレンジする
茂木氏によると、孫正義氏はスピード感の人だそうです。事業判断に対する尋常でないスピードはどこから湧いているかという質問に対して、孫氏の答えは「何が何でも達成したい!という強い気持ちが源」とのこと。
自分が成し遂げたいことをどれだけ強く思い描くかということでしょうか。願望を描くのは自分で、自分が強く描くからこそ達成する!という順番なんですね。
また、「まずやってみるというスタンスが大事」とも、孫さんはおっしゃっています。
例えば、何か頼まれごとを引き受けるときに、まず「できます」と答えてやってみる。やったことのないことは、抵抗を感じるし、自分にできるのかなという不安もあるかもしれません。そう感じながらも、自分ならできると信じて「できます!」と答えることを習慣化していくと良さそうです。
努力するコツを知る
茂木氏との対談のなかで孫さんが、「楽しみながら努力するコツ」について話をされてました。孫氏の考えは、自分が欲しいからやる、そして決心してやるんだということです。
自分が欲しいことや達成したい状態を、手に入れるまでとことんやってみる。できるまでの過程でいろいろな経験をして、その経験が実力になり、結果として目標にしたことを達成している、という好循環ができたとおっしゃっていました。
孫氏の場合は、純粋に欲しいものを手に入れたくて、その想いがあるから努力できるということだと思います。想いをもつことが努力するコツということでしょうか。
自分の取扱説明書のような、自分がやる気になって努力できるポイントを知っておくことは大事なんだと思います。自分が頑張ろうと思えることはどんなことかなと。わたしは、いちど決めたことは成し遂げたいという思いがポイントだと感じました。決めたからからにはやろう、という最初の気持ちを思い返していくようにします。
楽しみながら脳みそがちぎれるくらい考える!
何が何でも達成したいという願望があって、それを強く描くこと。自分が楽しめるポイントはどういったことなのかを、自身で理解していくことがいかに重要か、孫氏のインタビューを通じて知りました。自分の目標がしっかりある状態で、そこに向かって楽しんでやろうとすることが大事なんですね。
日常生活を充実させるためにも、まずは達成したいことを脳みそがちぎれるくらい考えてみようと思います。それほど夢中になれて、ワクワクするような願望ってどんなものなのでしょう。想像するだけで楽しくなりそうです!
今回書いた脳習慣での発見は、普段の考え方を前向きに、そしてこれでもかというくらい思いっきり最大限考えること。考えた先にある目標をどうしても達成したいと強い気持ちを持つこと。そして目標に向かって楽しんでいくこと。
ひとつずつでも、それらのポイントをおさえる脳習慣を目指していこうと思います。