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起業/独立

女性最年少での株式上場を果たした実業家、経沢香保子氏

出典: 朝日新聞

皆さんは、ベビーシッターという言葉から何を連想するでしょうか。
「仕事と育児の両立」などポジティブなものから、「お金で育児を他人に任せる」などネガティブなものまで様々あると思います。今回は、ベビーシッターを日本に広めて、働く女性やベビーシッターを幸せにすることをビジョン掲げる経沢香保子氏を紹介します。

経沢香保子氏は、トレンダーズ株式会社や株式会社キッズラインを立ち上げ、社会問題を解決しようとしています。「女性経営者の割合が低い」「ベビーシッターが活用されていない」など理想と現実のギャップを埋めることがビジネスになるのだと学びました。そして何より大事なのは、思ったことを行動に変えて、成功するまで継続することです。私も理想を描き、それを実現させるために仕事をしていきます。

経沢香保子氏の経歴

経沢香保子氏は、1973年に千葉県で生まれました。その後、桜蔭中学校高等学校へ進学します。大学は、慶応義塾大学経済学部に入学しました。卒業後は、株式会社リクルートへ入社します。そして、創業して間もない楽天株式会社へ転職しました。
株式会社リクルート時代に紙媒体で粗利8割という世界で仕事をしていたため、同じことをインターネットを通して実現したら、すごいことになると考えていました。そのような時に本で楽天株式会社の社長である三木谷浩史氏のインタビュー記事を読みました。売り手と買い手をオンラインでつなぐというビジネスモデルに衝撃を受け、すぐ楽天株式会社に入社を希望したそうです。
楽天株式会社の中で、三木谷浩史氏に抜擢され、新規事業の立ち上げに関わったことで人生が大きく動きます。当時は起業する気は全くなかったそうです。ただ、30歳までには成功したいという想いなども重なり、起業する道を選びます。
企業の経営者の大半が男性である。家庭で購入の決定権を握っているのは女性であることが多い。
このギャップを埋めることが商売になると見込んで、女性が起業するなどよりかつやくできるようにするマーケティングを行う会社を設立しました。それが、トレンダーズ株式会社です。トレンダーズ株式会社を株式上場させた後、会社を退社します。

株式会社キッズライン

ベビーシッターの会社を立ち上げたきっかけの幹にあるものは、トレンダーズ株式会社と同じです。女性の社会進出を応援することが世の中の役に立つという想いからきています。
女性の方で、仕事をとるか家庭に入るかで悩んだことがある人もいると思います。多くの方々は、どちらも充実させたいのが本音のはずです。どちらも大事にするためには、ベビーシッターを普及させることが必要だと考え、会社を立ち上げました。

ビジョンが大事

女性が輝ける社会をつくるという想いと誠実に仕事をし続ける情熱があるからこそ、大きな業績を上げ続けられているのだと思います。
私もどこを見て仕事をするか、仕事を通じて何を達成するかを明確にして、日々成果を出します。