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起業/独立

実業家とプロデューサーの二足のわらじを履く永谷亜矢子氏について

先日、MacDonaldをフランチャイズ化して全世界に展開したレイ・クロック氏の半生を描いた映画『ファウンダー』のレビューをアップさせていただきました。類まれなる実績をあげて映画に取り上げられている実業家の方は他にもいます。今後はそういった映画のレビューを紹介していく予定です。

また、実業家の方の中には、自身が映画監督やプロデューサー業もいらっしゃいます。今回取り上げさせていただくのは、株式会社anを創業して、プロデューサーもつとめている永谷亜矢子氏です。プロデューサーといっても、取り扱っているのは映画ではありません。日本有数のファッションショーである東京ガールズコレクションのプロデュースです。東京ガールズについては、立ち上げから携わって社長業もこなしています。

永谷亜矢子氏の経歴

永谷亜矢子氏は、愛知県出身で立教大学を卒業しています。その後、株式会社リクルートに入社します。配属されたのは不動産賃貸事業部で、営業成績は全国1位でした。その実績もかわれ、異動後はゼクシィの企画・編集を担当します。そして、株式会社リクルートからスピンオフしたモバイルコンテンツ会社にて、Webコンテンツやイベントの制作業務に携わりました。

次に取り組んだジャンルは、ファッションです。上述の東京ガールズコレクションの立ち上げに関わり、チーフプロデューサー兼社長として、事業を拡張させます。そこからの転身は意外で、吉本興業株式会社の執行役員となります。在籍するお笑い芸人の方々が優良なコンテンツのため、それをPRする仕事をしていました。その後、独立して株式会社anを設立します。

株式会社anについて

株式会社anは、今までの実績を活かして行政や自治体に対してマーケティングやPRコンサルティングを行い、各種イベントのプロデュースを行います。取り組んだ事業の1つが、観光の夜間・早朝の時間創出です。夜間・早朝に魅力的なコンテンツが生まれると、旅行は泊りになりがちです。日帰りするのと1泊するのでは、客単価が異なります。新型コロナウイルス感染症の影響で、旅行業は業績を大きく下げています。そのため、安全を担保したうえで旅行したくなるコンテンツや客単価をあげる努力が必要になってきます。

最後に

永谷亜矢子は、2017年に母校の立教大学経営学部の客員教授に就任しています。それだけでなく、メディアへの露出も多く、多くのトークセッションにパネラーとして参加しています。

次世代はもちろん、自分自身の経験や企業理念を多くの方に発信されている姿は、私も学ぶことが多いです。このブログを通じて、私も発信力を高めていきます。