2021年9月30日に緊急事態宣言が解除されました。皆さんは、普段の生活に変化はあったのでしょうか。私はマスクや除菌など感染対策は継続していますが、外に出る機会は増えました。先日は友達と皆で遊ぼうということで、スポッチャに行きました。皆考えることは同じなのか、ボーリングやアミューズメント施設は120分以上の待ちになっていました。私たちがいったタイミングも影響したのかもですが、すごい人気です。子供と一緒に来ると割引になるなどの料金プランも魅力的だなと思いました。
今回は、スポッチャを運営する株式会社ラウンドワンの代表取締役社長である杉野 公彦氏を紹介します。
杉野 公彦氏の経歴
杉野 公彦氏は1961年9月に大阪府で生まれました。その後、桃山学院大学の経済学部経済学科に入学します。桃山学院大学は、大阪・梅田駅から40~50分程度のところにある和泉中央駅が最寄りの大学です。在学中はサークル活動や学園祭も熱心にやられていたそうです。特に学園祭(桃山祭)では、出店した店舗で3年連続売上100万円を達成しました。商売に関しては、学生のころからひいでていたのだと思います。
実際、株式会社ラウンドワンの前身となる会社は在学中の1980年12月に設立されました。
杉野 公彦氏は事業家としてはもちろん、馬主としても活躍しています。2018年のセレクトセールから競走馬を購入して、馬主活動を開始しています。
株式会社ラウンドワンについて
開業時は、父親が始めたローラースケート場として営業していました。杉野 公彦氏も会社設立当初から事業に参画し、1982年に運営を引き継ぎます。そこからボーリングなど複数のアミューズメント事業が展開されています。株式会社ラウンドワンが誕生したのは1993年3月で、その6年後の1999年9月には東証一部上場も果たしています。そこからも順調に拡張していき、他社の吸収合併や海外進出も果たしています。
父親から引き継いだ時は赤字でしたが、そこから急成長を遂げている原因は何なのでしょうか。
本業を大切にするから、健全に成長する
杉野 公彦氏はインタビューにて、本業を大切にしたからこそ逆境を乗り越えられたと語っています。複合形態のアミューズメント施設を展開して、海外進出も積極的なので、正直意外でした。時代にあわせて本業を変えることもいとわないような経営者だと誤認していました。
どこまでいっても、自分の長所で勝負することが大事だと改めて学ばせていただきました。