現代社会は変化がとても早く、現在通用する知識やスキルが数年後には通じなくなる可能性もあります。かの有名なウォルト・ディズニー氏も「現状維持は後退するばかりである」という名言を残しています。
つまり、われわれが社会人として活躍するには成長し続ける必要があるのです。わたし自身も学生時代や社会人になってから、いろいろな壁を乗りこえて成長してきたなという実感があります。そして、壁が高ければ高いほど乗りこえたあとの成長は大きく、見える景色が変わりました。
どうやったら成長し続けることができるのでしょうか。
そのために私は、実業家の方が執筆した著書を読んで学ぶことがよくあります。
今回は25歳でサイバーエージェントを設立し、たった2年で東証マザーズ上場を果たした藤田晋氏の著書「成長論」から、成長しつづけるためのポイントを3つ抜粋して学んでいこうと思います。
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1. 結果はすべて自分の責任だと覚悟する
まず最初のポイントは、言い訳をせずどんな結果でも自分の責任である、という覚悟をすることです。
例えば、仕事が間に合わなかったときに、「時間が足りなくて」「経験の少ない仕事だったので」と弁明したくなることはないでしょうか。実際にそういう事情があったのであれば、そう言いたくなる気持ちもよくわかります。
しかし、そこで自分以外のせいにするということは、自分を正当化していることになります。自分を正当化すると、自分は間違っていない、周りの人や状況が変われば上手くいくんだという発想に繋がりやすくなります。
それでは自分の成長は望めません。また、言い訳をする人からは人が離れていきます。
そのためビジネスチャンスや人脈を失う可能性も高くなります。
成長したいと思うのであれば、自分がすべての責任をとるんだという覚悟をする必要があります。その中で成長し大きな成果を生み出せるようになるでしょう。
2. 憂鬱になるほど困難な仕事に取り組む
藤田晋氏は幻冬舎社長の見城徹氏とともに『憂鬱でなければ、仕事じゃない』という本を出版されています。
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このタイトルは、打ち合わせをしているときに見城徹氏から出た言葉だそうです。
見城徹氏は「出社前に手帳を見て3つ以上憂鬱な仕事がないと不安になる」とおっしゃっていて、藤田晋氏も共感されています。たしかに、自分を成長させてくれるような難しい仕事の前は憂鬱になりますよね。憂鬱な仕事を沢山乗りこえていくことで、どんどんレベルアップしていきましょう。
3. 積極的に本物に接する
藤田晋氏は、高級なホテルやレストランのサービスを経験したり、業績を上げている経営者の方々と話す機会を得ることを推奨しています。人は必ず周りの人や状況に影響を受けているため、本物に触れることで一流のマナーやサービスを学んだり、経営者の大事にしていることや考えを学ぶことができます。
わたしも何から影響受けるかは大切にしています。そのため自己投資の一環として、定期的に本物のサービスを受けたりや経営者の方とのコミュニケーションをとるようにしています。
成長しつづけて理想のライフスタイルを手に入れる
めまぐるしく変化する社会の中にいるわれわれは、成長しつづけて変化に対応していく必要があります。
今回ご紹介した3つのポイント
「結果はすべて自分の責任だと覚悟する」
「憂鬱になるほど困難な仕事に取り組む」
「積極的に本物と接する」
をおさえていれば成長しつづけることが可能です。
自分が成長しつづければ出会う仲間や、仕事のレベルも変わっていき、自分をとりまく状況は大きく変わります。
その結果、充実したライフスタイルを手に入れることもできるはずなので、ぜひ一緒に成長し続ける人生を送っていきましょう。