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起業/独立

諦めない心と努力で成功へ!ケンタッキー創業者から学ぶ成功理論

人生で経験、学んできたことには必ず意味がある

ケンタッキー・フライドチキン-カーネルサンダース
引用:ケンタッキーフライドチキンHP

ケンタッキーフライドチキン(KFC)の創業者であるカーネル・サンダース氏は誰もが知る経営者です。著名な経営者のなかでもかなり遅咲きであり、65歳で成功者の仲間入りをしています。

成功するまでには沢山の挫折がありましたが、現在では世界中においしい料理を提供し、多くの人に幸せを提供しています。逆境を乗り越え続け、成功をつかみ取ったサンダース氏から諦めずに努力する大切さを学んでいきましょう。

人生で経験、学んできたことには必ず意味がある

人生で経験、学んできたことには必ず意味がある

”何を始めるにしても、ゼロからのスタートではない。失敗や無駄だと思われたことなどを含め、今までの人生で学んできたことを、決して低く評価する必要はない”

引用:カーネル・サンダースの名言から学び。[幸せは与えるもの]

この名言にサンダース氏の人生観がつまっていると言えるのではないでしょうか。人生に無駄なものはなく、経験してきたこと学んできたことには必ず意味があるという価値観はわたしも仕事やプライベートで大切にしている考え方です。

この価値観は、スティーブジョブズ氏の「Connecting The Dots」(将来を見据えて出来事を結びつけることはできず、あとで振り返った時に結びつけられるという考え方)にも共通しています。表現はちがいますが、成功するのに重要な考え方のようです。

逆境に挫けずに、信念をもって乗り越えていく

逆境に挫けずに、信念をもって乗り越えていく

サンダース氏はKFCのフランチャイズ展開に成功するまでに40以上もの仕事を経験し、30代後半でガソリンスタンドの経営を始めます。

そのガソリンスタンドの一角で営業をはじめた6席だけのサンダース・カフェがKFCの前身となりました。そこで販売していたフライドチキンや料理は大人気で、たちまち長蛇の列ができるほど繁盛しました。

順風満帆で147席のレストランまで発展しましたが、サンダース氏が65歳のときに近くにハイウェイができ、人通りが少なくなった店は閉店へと追い込まれます。借金の返済をし残ったのは人気のフライドチキン「オリジナルチキン」のレシピと圧力釜のみでした。

サンダース氏はここで諦めることなく、圧力釜を持ってオリジナルチキンのレシピを売り込みに行きました。そして1羽につき5セントの特許使用料をもらう、というフランチャイズシステムを生み出します。

しかし、70歳手前の人間の営業はなかなかうまくいきません。断られ続け、契約にいたるまでなんと1,009回のノーをもらったそうです。車の後部座席で寝るような生活もしながら、諦めずチャレンジし続けられたのには「美味しもので人を幸せにする」という子ども時代からの信念があったからです。その信念のもと、73歳のときには600店舗以上まで拡大し大成功をおさめました。

成功するまで継続した人が成功を手に入れる

成功するまで継続した人が成功を手に入れる

「失敗は成功の母」
「成功するまで失敗し続ければ成功する」

といった言葉を耳や目にしたことがあると思いますが、サンダース氏はこれらを本当に体現してきた経営者だと思います。

もし今頑張っていることがなかなか成果にならないと悩んでいる方がいたら、サンダース氏の70歳手前から新たなチャレンジをし、1,009回断られた話を思い出してください。
信念をもって挑戦し続ければ、必ず努力は報われるとわたしは信じています。