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実業家の考え方

YouTubeにもアップされている1億円稼ぐドキュメンタリーを見てみた

突然ですが、ディスカバリーチャンネルをご存知でしょうか。無人島でのサバイバル生活などのドキュメンタリーを取り扱うチャンネルです。1985年6月にアメリカ合衆国で放送が開始されました。現在では、220以上の国と地域で放送されています。YouTubeにもチャンネルを開設していて、2024年5月現在187万人の方々が登録されています。今回紹介させていただくのは、そのYouTubeチャンネルに投稿されている番組です。タイトルは『【90分イッキ見】正体隠して90日で1億円稼ぐ億万長者企画【全EPダイジェストSP】』です。リンクも貼っておくので、興味のある方はご覧になってみてください。

※以降の内容は、ネタバレを含みます

100ドルを元手にエリーで稼ぐ!

まず、条件について説明させていただきます。未知の土地に100ドルの元手とトラック、スマートフォンのみを所持した状態でのスタートとなります。今回の舞台となるのは、ペンシルバニア州にあるエリーという街です。ペンシルバニア州は、アメリカ合衆国の北東部に位置します。フィラデルフィアは、日本でも馴染みのある都市ではないでしょうか。ニューヨークやボストンなど主要な箇所への距離が近いためか、交通網が発達しています。鉄道会社の設立数は、全米で1番多いです。舞台となるエリーは、ペンシルバニア州の北西にある五大湖のそばにあります。

主人公であるグレン・スターンズさんについても紹介します。著書が出版されていますので、詳しく知りたい方はそちらをご参照ください。グレン・スターンズさんは、メリーランド州のボルチモアで幼少期を過ごしました。メリーランド州は、アメリカ合衆国の首都ワシントンD.C.に隣接した貿易がさかんな場所です。バイオテクノロジーやライフサイエンスも主要な産業となっています。ただ、グレン・スターンズさんが育った場所は郊外で、恵まれていたというわけではありません。むしろ、ご両親がアルコール依存症だったりと苦しい状況でした。そこから這い上がり、2002年にはアーンスト・アンド・ヤング(以下、EYと略す)の「年間最優秀起業家」賞を受賞するまでに至ります。EYはロンドンに本拠地があり、日本にも支社を設立するなど世界規模で活動する会社です。

どんな状況でも成功できることを証明する!

グレン・スターンズさんは、ビル・ゲイツさんやスティーブ・ジョブズさんのように学生時代は優秀ではありませんでした。だからこそ、何度でもゼロから立ち上げられるという革新があるのだと思います。

ドキュメンタリーの冒頭を観て思ったのですが、常に逆算で動いているなと思いました。まず、90日間生活するために必要なお金を計算します。3,300ドルと分かったら、それを稼ぐために必要な行動を起こします。動画のインタビューでも、まず買い手を見つけることが大事だと話していました。ターゲットが決まるからこそニーズが分かり、何を売るべきかが分かる。当たり前のようですが大事です。商品やサービスがあって、それをどう売ろうかというアプローチが多いと思います。

ダイジェスト版ですが、いろいろな出来事が起こります。それに対するグレン・スターンズさんのアプローチからは学ぶことが多いです。

最後に

学びの多い動画でした。現在の状況がどうではなく、稼ぐために必要なメンタリティがあるか、そしてそれを行動に移せるのかが重要だと思います。人との出会いを大切にしていることがすごいと思いました。初対面で出会った人と一緒に商売をしようと思わせることがすごいです。どの人と組むべきかをしっかり考えて、チームを構築している点も学びがありました。この動画で学んだことを自分の仕事に活かしていきます。