今回は意外と知らない映画プロデューサーのお仕事内容について紹介していきます。
目次
・映画プロデューサーとは？
・映画プロデューサーの業務内容
・映画プロデューサー紹介
・まとめ
映画プロデューサーとは？
映画プロデューサーとは、映画製作の全体的な責任を担う重要な役職です。彼らはプロジェクトの企画段階から制作、配信、マーケティングに至るまで、映画製作全体の指揮をとります。映画プロデューサーの主な仕事について詳しく説明していきます。
映画プロデューサーの業務内容
①企画と開発
プロデューサーはまず、映画のアイディアや脚本を見つけ、検討します。これは新しいプロジェクトの企画段階であり、制作の土台を築く段階です。
脚本の選定や修正、著作権の確認、制作費の見積もりなどが含まれます。
②資金調達
映画製作には多額の資金が必要です。プロデューサーは資金を調達し、制作予算を確保する責任があります。これには映画スタジオ、投資家、製作委員会などからの資金調達が含まれます。
③スタッフの選定
プロデューサーは監督、脚本家、撮影監督、編集者、俳優などの主要な制作スタッフを選定します。彼らは才能あるプロフェッショナルとの協力を通じて、映画の品質を向上させます。
④制作管理
製作が始まると、プロデューサーはスケジュールや予算を管理し、撮影の進捗状況を監視します。問題が発生した場合には、解決策を見つけながらプロジェクトを進行させます。
⑤ポストプロダクション
撮影が終了すると、プロデューサーは映像や音響の編集、特殊効果の追加など、ポストプロダクションの段階に携わります。映画の最終形態を作り上げ、完成度を高めます。
⑥マーケティングと配信
映画が完成したら、プロデューサーはその映画を観客に届けるためのマーケティング戦略を策定し、効果的なプロモーションを行います。映画の劇場公開、オンデマンド配信、テレビ放送など、異なる配信プラットフォームを活用して映画を広めます。
映画プロデューサー紹介
・鈴木 敏夫
スタジオジブリの設立から携わり、「となりのトトロ」（88）、「火垂るの墓」（88）、「魔女の宅急便」（89）などの製作にも関わっていく。08年から代表取締役プロデューサーを務めている。
・一瀬 隆重
1961（昭和36）年神戸市生まれ。映画プロデューサー。「リング」「らせん」でＪホラーブームを起こす。2004年、「呪怨」のリメイク作品「THE GRUDGE」で全米興行収入第一位を獲得。
まとめ
いかがでしたでしょうか。映画プロデューサーと聞くと偉そうに映画の指揮を執っているだけのイメージがありますが、実はクリエイティブな視点と実務的なスキルが求められる職業であり、映画制作の成功に向けて様々な局面でリーダーシップを発揮することが求められる役職だということがわかりますね。また映画全体に関与できる役職でもあります。
映画を作ってみたいという方はぜひ映画プロデューサーにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。