皆さんは、一度は「タマゴボーロ」を食べたことはあるのではないでしょうか?
現在も長きにわたり大ヒットしているお菓子を生んだ人がいます。
竹田和平氏(享年83歳)
起業家でありながら、日本一の個人投資家や和製バフェットとも呼ばれていた人物です。
今回はそんな、竹田和平氏から商売人の心得を学んでいきたいと思います。
目次
- 【投資家・実業家】竹田和平氏とは?
- まずは相手に与えることが重要
- あきらめない
- いい意味で天につばすればわが身に返る
【投資家・実業家】竹田和平氏とは?
竹田和平氏は、
「タマゴボーロ」で有名な竹田製菓(現・竹田本社)を創業し、中部日本放送(CBC)をはじめとした104社の上場企業の大株主でもあった。これは個人が大株主となっている上場企業数で国内一位の数字であった。
また、百尊家宝、株式投資など事業家として活躍しているほか、日本の未来を担う人材育成のため「まろわ講」(「まろわ問答講」)を主宰し、自身の経験や財産を人材投資という形で社会還元していた。
引用:竹田和平 – Wikipedia
まずは相手に与えることが重要
竹田和平氏の教えの中に、自分のために頑張るのではなく、相手のために頑張るべきだという教えがあります。竹田和平氏曰く、相手のためを優先しないと、事業が成り立たないし、長く成功はしないと言います。
確かに自分の欲しいものやサービスを作ったからといって、他の人に喜ばれるかはまた別の話ですよね。どうしたら相手が喜んでくれるのかを考えることが重要なようです。
また、竹田和平氏のお話で、本当の商売上手はまずは相手に儲けさせ、お客さんに喜んでもらい、遠回りすることを厭わないと言っています。
急がば回れではないですが、自分の得しか考えていない方は、結局儲からないのかもしれません。
あきらめない
竹田和平氏のブログに七転八倒という内容の投稿があります。諦めない姿勢が伝わる内容なのでご紹介したいと思います。
竹田和平氏は中学生に上がったころ、終戦を迎えます。
勉強のために寮に住みますが食料もまともになく、家族と一緒に開拓農家になります。
中学卒業後に、菓子屋で1年間の修業を行い、両親と共に菓子屋を始めました。
失敗がたくさんあった中、転んでは立ち上がり、立ち上がっては転んでを繰り返すうちに、あきらめない精神が付いたと言います。
あきらめない気持ちがあったからこそ、『マルコポーロ』を始めとする銘菓を生み出せたに違いありません。
諦めずに取り組み続けることの重要性を感じたエピソードでした。
いい意味で天につばすればわが身に返る
今回、竹田和平氏の記事を書いている内に学びがありました。
ギリシャ神話の中で相手にしたことが自分に帰ってくるということわざがありますが、いい意味で相手に与えるからこそ、回りまわって自分に帰ってくるんだと実感しました。
普段から人のためにと思って行動しても、やっぱり自分が不利になったり損することは嫌だと思ってしまうこともあるでしょう。
そんな時には、ぜひこちらの記事を読み直して思い出して欲しいと思います。相手のためにしたことが、周りに回って自分に返ってくることを思い出してください!
今日おこなった良いことが、明日にでも返ってくるかもしれませんね。
参考文献
top | 花咲爺竹田和平公式サイト (takedawahei.net)